2015/9/3

実務家が持つ説得力について

昨日と今日ととても良い記事を読んだと思います。

まずエンブレムについてはPAOSの中西元男さんの記事。

中西元男公式ブログ | 中西元男 実験人生: 2020東京オリンピックと「日本デザイン界の大きな時代遅れ」

国立競技場については僕は建築疎くて存じ上げなかったのですが、藤村龍至さんの記事。

【新国立競技場】「なぜ実務家たちは、ザハ・ハディドを支持するのか」建築家・藤村龍至さんに聞く

どちらも、専門的な内容ながら、とてもわかりやすく言葉を選んで解説されている記事だと思います。

ここで思うのが藤村さんの記事のタイトルにつけられた「実務家」という言葉。つまり現場を良く識る人ということ。

お二人の主張が「全く以って正しい」と判断するには、CI / VIのデザイン、建築 / 設計、双方に対して、同じレベルの知見と経験則を持ち得ていないから、話に納得するのと、それに対して正誤の判断を下せるのは別だと思うのだけど、少なくとも、それぞれの問題の理解に読者として確実に一歩近づけた感じはしたし、そもそもこういう次元の知見と経験則を前提として話し合われるべき問題だと感じました。

「一般の人にも〜」、って言うのは、やはりこういうの読むと、現場をよく知ってたり、これに準ずる学びをしてればまだしも、ぬるい甘えた話でしかないのではないですかね。そもそも誰でも参加できる議論、っておかしくて、仕事の打ち合わせだって参加し得るだけの知見と経験則ある人しか呼ばれなくて、そこで物事は決まっていくものだし。

逆に言うと、こういうきちんとした話がネットで読めて良かったなと思いました。

多数の横暴は政治に限らずに色々なところにあって、しかしこういう時にきちんとした個人の知見や経験則に触れられることは、とても良いことと思います。

問題はまだまだ解決しないんだろうけど、そういうことを確かめられたので、昨日今日で割とすっきりした感じが僕はしています。どうでしょう。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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