2015/8/6

仕事のデザインは学びのデザイン

先日、面白いニュースがありました。リリースはたしか年始くらいからパイロットでリリース出ていて、フローレンスやTable for Twoが採択されてるということは知っていたのですが、SmartNews ATLAS Programということで、Smart NewsがNPO向けに支援プログラムの参加の募集を始めますと。

スマートニュースのNPO支援プログラム、第1期募集開始 | SmartNews ATLAS Program

これ良いなあと思ったのが、「学び」を前提にしているんですよね。しかもNPOの当事者の。

SmartNews ATLAS Programは、SmartNewsの広告を運用する経験を通じて、NPOにとっていま必要なモバイルマーケティングのスキルを身につけていただくためのプログラムです。

100万円分の広告出稿、とあるから金額的にも相当だと思うし、LPの作りこみというのも良いと思うし(ただ、僕、LP一枚でやるの懐疑的ではあるんですけどね)、実際のミートアップで議論というのも良いと思います。それらを通じた学び、だからスタートアップのチャレンジプログラムに近かったりしますよね、ある意味。

さて。

ここからはNPOの話に限らないのですが、結局、こういうことって「学び」が前提にあるかどうかだと思うのですよね。

大体、面白く仕事をしようと思ったら、どういう学びを作れるか、とか考えるわけですよ。学びのないやり方より、学びのあるやり方を選ぶ。端的に言うと、仕事を面白くする、というのはそれに尽きるのかも知れないなあと。

今、自分の中にあるリソースだけで完結するやり方ってのは、ある意味での消化試合で、そういう仕事、あんまり面白くない。しばしば「挑戦」って言葉に置き換えられるとは思うけど、もうちょっと日常的なテンションに落とすと「学び」ってことかなあと思います。

一人で仕事して、仕事に「学び」なければ、まあ基本「シーラカンス化」の一本道ですよね。

だから、ある意味での新陳代謝みたいなこと、発散と摂取みたいなこととして、仕事になるべく多くの学びがある必要があって、ある意味で知的欲求を満たすようなこと、経験則を更に重ねるようなこと、特殊性や専門性への理解を深めること、になるように、自分の仕事をどうデザインしていくか、みたいなこと大事なんだと思うのですよね。

新しい技術とか、新しい表現だけではなくて、新しい業界とか、新しい方法論とか、新しい視点とか、新しい仕事相手とか、新しい何か、そういうの作れるのは須らく「学び」に繋がる。そういうのを「学びのデザイン」と言ってる。勉強会や講演会に行くことだったり、本を読んだり情報を集めたりするだけじゃなく、そういう「学び」が発生するように、仕事をデザインしていけると良いのだろうなあと思いました。

先のSmartNews ATLAS Program、多分、プログラムの設計的にも、覚悟なくして成果出ないてな話ではあると思うんですよね。そういうのは仕事のデザインなんだろうなあと思って、良いなあと思うんですよね。というか、そういう仕事がある意味で「一番美しい状態で機能している」(設計がワークしている)のが一番良い仕事になるので、チート持ち込むと、基本的にはそれ以下にしかならないだろうと思います。

今また、僕の仕事自体もリデザインの時期で、抱えているプロジェクトのデザインだけじゃなくて、仕事そのもののデザインも考え直している最中なのだけれど、「これから何学ぼうかなあ」みたいな割とシンプルな問に巻き戻せたので、良いきっかけになったなあと思います。

「これから何学ぼうかなあ」は、割と「これからどういう風に仕事しようかなあ」をその先にストンと置ける問な気がして、まあ総じて面白いことやりたいなあと思っている。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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