2015/6/20

仕事は準備 Reprise

今週末から2週に渡って週末カメラマンです。カナエール東京、そして横浜のスピーチコンテストの撮影です。今年で3年目になる。職業カメラマンではないので、撮影は集中力だよなあと思っていて、なんとなく、早く寝て早く起きて体がしっかり起きてから現場に行くようにしています。リハーサルからなので、1日仕事になる。

昨年の今の時期はまだコンテストのチケットの売れ行きに焦りでいっぱいだったなあと思います。去年はチケット販売をWebに関して言えばランディングページ1枚でやっていて(Webが全てではない)、やろうとしていることに対して完全に準備不足という思い強く、まあなんとかなったんだけど、準備さえできればもっときちんとやれるんじゃないか、そんな風に思っていました。

今、カナエールのWebサイトにはWordPressの中に「投稿」が53件あります。つまりブログ記事が53件ある。3月の終わりにリニューアルしたWebサイトをリリースしたと思うと、3ヶ月で53記事。まあだから2日1記事以上のペースでコンテンツが更新されていたことになります。

この意味は大きいと思う一方で、「2日に1記事を3ヶ月間ブログに書くボランティア」というものがあったとしたら、相当しんどい。僕も受けられないだろうなと思うんですよね。だから皆でやる。ただし、2日1記事を出すというノルマを作るのではなく、目的に向かって皆が動いた結果、2日1記事のペースでWebが更新されることになった、という理解が正しい。実際に2日1記事が適切かどうかもわからなくて、ただ、目的に向かって皆が動いていれば良いのだろうと思います。いくつかの目的の一つに観客席を埋めること、があるとして、そこに少しずつ、手を割いてもらう。そのためにきちんと目的に対して方法論が最適化されてないといけない。

だから皆が目的に向かって動ける状態ができてれば、結果としてできることで、本当はそれが仕事の設計だと思うんですよね。過もあり疎もあったけど、結果として今年は去年より良い準備ができた。

カナエールは児童養護施設からの進学を応援する奨学金支援プログラムです。意欲と資金の両面から若者をサポートするため、スピーチコンテストを開催し、サポーターを募り、挑戦する彼ら彼女らのこれからがロールモデルとなって、次世代にバトンを引き継がれてゆく、そこにある進学格差、希望格差を解消するためのプロジェクトです(ようやくこういうの最近諳んじて書けるようになった)。昨日、朝日新聞で記事になってるところに詳しい。

「夢語る若者にエール 児童養護施設出身者のスピーチコンテスト チケット代は奨学金」 2015年6月19日 朝日新聞 夕刊にてカナエールが紹介されました。 | カナエール 公式Webサイト

本当に色々な人が、団体が関わっているプロジェクトで、僕も実行委員として関わって面白いと思うし、学びがあると思う。良いプロジェクトがあって、それを続けていくために、自分のやるべき仕事がある、というのは良いことです。まとめるとそういうことでしかないなと思います。僕の仕事がなくなるように、僕ができるせいいっぱいをやって、新しい方法論を生み出してきちんと定着させること。それはETの普段の仕事と何ら変わらない。そういうことができる現場は良いものです。

僕の担当のWebに関しても、ボランティアを主体としたチーム仕事ではあったけど、多分、ETとしてもこの10年での代表的な仕事の1つと言えるんじゃないですかね。それが何かの利益を生むという話ではないけど、代表的な仕事というのはなかなか作れないものな気がします。短い期間に、限られた労力で、だけど、ありったけをできる形で詰め込めた感じがします。

おそらく世の中に万全の準備というものはなく、きちんと整えた上で、結果として十全の準備だった、ということになるのだと思います。仕事というのはナマモノなので、経験則に頼り過ぎず、現場での勘を信用し過ぎず、準備して来たことをやる。それでも対処できない何かのために、頭と体を準備しておく。仕事ってそういうものだと思う。

後はとりあえず、忘れ物しないようにだけ気をつけよう。現場でファインダ越しにスピーチを観るのが楽しみです。

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