2015/5/3

目的・問題・現場 – 距離感を精緻化する

昨晩はとても良い会で、パーティの撮影をして、その後、二軒ほど飲みに行って楽しかったなあと思いつつ、どうも引っかかることがあって、中華街ブラブラしながら考えごとをしていたのだけれど、なんかもう一度自覚的になっておかないといけないことだなあという気がしました。

割と現場という言葉は好きで、例えばカメラを持って撮影する、ということはカメラマンとして現場にいる、ということではあるのだけど、現場って何かというのを少し考えたのですよね。これ結構簡単な話なんだけど、きちんと考えておかないと色々間違うなとずっと思うことではある。

昨日、たまにご一緒する施設職員の方とお話していたのだけど、児童養護施設の職員の方達は現場にいます。子どもたちがいる現場に常時いる。カナエールのエンパワメンバー(社会人ボランティア)というのは120日間、子どもたちと一緒にスピーチ作りに取り組む、という現場にいる。

という時に、踏み込んでこい、と言われても難しいのだよなあと思んですよね、これ。平たく言うと、現場が違う。

そもそものところになると、プロジェクトの目的、というのは一つで、じゃあ何が違うのかというと、解決するべきと見なしてる割と具体的な問題が違っていて、そうするとコミットする現場が違ってくる。児童養護施設の職員の方達の現場からはすごく遠く、カナエールのプログラムの現場からも割と遠いところに、僕のやらないといけない現場はあると思っていて、そこできちんとやることが仕事だなあと改めて思いました。

だから、飲み会の席とかは、子どもに近い人の話、なるべく聞こうと思うし、そういう話題になることが多いのだけれど、なんかもっともらしいこと言っても、でも僕そこやらないしなあ、と思うところも多い。なんか素っ頓狂なこと言ってそうな気がする。

この辺がなかなか帳尻合わせが難しいところだと思うのと、ただ、初めて参加させてもらって試行錯誤していた1年目より、何がどう動いているかを話していかないといけないなあという気もしていて、チームがあって、担当があって、というきちんとした役割分担がある一方で、プロジェクトを巻き込んで問題解決が動かないと、できることには限界があるなあとも思うんですよね。そういうのが多分、去年僕が極めて個人的に遭遇した限界で、まあ能力不足置いておくと、そういうのクリアできないと、同じ自分の限界に遭遇するなあと。プロジェクトは去年それをクリアしていったんだけれども。

今年は去年より多くの人と仕事する機会に恵まれて、良い勉強になっているし、去年できなかったことができるんじゃないかみたいな期待感もあって、そういう意味では楽しみである。

GW明けたら待ったなしだなあ、と思うのだけれど、去年より良い仕事にしたいなあと酔いざまししながら思っていたのでした。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

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(2012-10-5)
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