2015/3/26

メッセージング・プラットフォームとデジタル・ウォレットとファン・コミュニティ – CRMの未来

一つ大きな潮流になりそうだなあという発表が、Facebookからアナウンスありました。

Facebook、Messengerプラットフォームを公開。コンテンツ作成や企業との対話に利用

すぐ、 @taromatsumura がLINEは正しかったって書いてたけど、ここに来て立体的に見えてくるものがあるなあと思いました。それは、メッセージング・プラットフォームとデジタル・ウォレットとファン・コミュニティ、この3つの掛け合わせが次世代のCRMになっていくのだろうなあというところです。

LINEが様々な事業者と連携しながら、新しいマーケットを作っているのは言わずもがな。タクシーやバイト、なんてものもコネクトされている。これはどういう商圏になるかイメージできてなかったのだけど、少しずつイメージできて来てますよね。あと若い世代にそういう形態がコンフォタブルというのも想像できる。

さて、Facebook。僕が面白いと思うのは、Facebookページがある、ということかなあと思います。Facebookは企業のファン・コミュニティを形成するという点において先行している。いや、ファン・コミュニティというほど、ファン・コミュニティとして機能しているかというと疑問で、結局、広告媒体だという考え方もあるのかも知れません。まああと、企業はこれまでにここに広告予算を投下しているわけですよね、それなりに。

加えて、デジタル・ウォレットつまり決済ですよね。この辺りは例えばポイントの共通化だけを考えても、それは共通のプラットフォームの上に乗る必要があって、そうすると単純なツールとしての利便性より、プラットフォームであることや、コミュニティを持つことが効いてくるように思います。まあだからLINEとT-Pointの連携みたいなのが洗練されていけば、色々面白いことになるのかも知れない。

逆にLINEはナショナル・クライアントをターゲットにしているイメージが強いので、中小の事業者を拾うのは、このままの流れで行くと、案外Facebookなのかも知れないなあと思いました。SMMみたいな話もだいぶ一段落していた感じがしますけど、ここから向こう数年、新しい動きが出てくるのかもしれませんね。

こうなってくると、落とし所が明確になって来る可能性があって、だから予算を投下する目的もより鮮明になって来るかなとも思うのだけれど、CRM自体がこのメッセージング・プラットフォームとデジタル・ウォレットとファン・コミュニティの掛け合わせで習熟してくると、メール・マーケティングの世界から、一気に未来へ進むのかなあと思います。

合わせて、プラットフォームビジネスにつきもののプレイヤーの消耗戦も始まると。

なかなか難しい時代になって来たなあという感じもしますけど、色々動きが出て来て、面白いことになっていくのではないかな、そんな予感を感じさせるニュースでした。

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