2015/1/26

こじれた国 – 解決されない問題を規定する

もう一つ昨晩、ああ書きたいなあと思ったことが。仮に外国の人に「今、日本ってどうですか?」と聞かれた時に、割と素直に答えられるのは「こじれている」ということではないかと思います。書いてる本人からしてこじれているのだが、なんかすごいこじれてる感じがする。

日本は課題先進国って言うけれど、なんとなく、ちょっと箇条書きにしてみます。

  1. 人口が減って高齢化している
  2. 国土が狭い
  3. お財布が厳しい
  4. 一次産業の跡継ぎが足りない
  5. 外貨を稼ぐのが苦手
  6. 都市と地方の隔絶
  7. 投票率が低い
  8. 原発問題と自然災害
  9. 社会福祉の手が足りない
  10. 情報の扱いが雑

なんとなく10個挙げてみました。よく仕事は問題解決って言う話をする時に、じゃあ国としてはこういう問題を解決しなきゃみたいなことかも知れないですけど、こういうの僕の子供の頃からある話で、どちらかと言うと、「解決し得ない問題」なのだろうと思うのですよね。

むしろ国家を擬人化した時の「性格」に近い。だから、問題解決という意味では、これはどちらかというと寄与の条件で、もっとブレイクダウンされた個別の問題にアプローチすることは可能だけど、こういうそもそもの問題は、ピラミッドの上の方まで登って初めてアプローチできる問題だと思うし、そういうの目指すならそれはそれで良いことだと思うし、ヒーロー出て来て解決されるかも知れないけど、ピラミッドの外で何かやろうと思ったら、「ああ、こじれてるなあ」ということなのだろうと思います。

逆に言うと、何やるにしても、上の10個くらいは既に寄与の条件として頭にセットした上で、考えを始めないと色々おかしなことになるとも思います(10個はあくまで便宜的だけど)。あんまり物事は難しい問題と捉えるとこっちもこじれると思っていて、できるだけシンプルにしておいた方が良い。

世の中がどういう風になるのか、未来予測はなかなか難しいけど、解決されない問題というのをある程度規定しておくと、少なくとも自分が抱えているものの先々のことは考えやすくなるのではないですかね、という話。

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