2015/1/15

Google Classroom – 教育のエコシステムと早いライフステージにおける囲い込み戦略

最近、教育関連のことが面白いなあと思うのですが、GoogleのGoogle Classroomというのがとても面白いと思っています。Google Apps for Educationの一部で教員がペーパーレスでクラスを運営できるツールキットみたいなイメージでしょうか。

Google Apps for Education の Classroom サービスのご紹介

Classroom は、Google Apps for Education をご使用の教員の方にとって時間の節約、クラスの管理、生徒とのコミュニケーションの改善に役立ちます。

この取り組みについてはTimeの記事が良いと思いました。

Google Classroom Gets Mobile Apps for iOS, Android

Though Google hasn’t released user base figures for Classroom, the company says 30 million assignments have been turned in using the product since it launched six months ago.

いやあだからまざまざと気付いたんですけど、世の中で流通している「宿題」の量ってスゴイんですよね。そういうボリューム感を世界規模でイメージしたことがなく、それって単純に教育のIT化みたいなことを言うより、ダイナミックな感じがするし、ブルー・オーシャン感もある。ボリューム大きければコスト圧縮するのにスケール感出ますよね。ふむふむなるほどなあと思いました。

ところで、こないだ、Chromebookの話を書きましたが、最近見ていて、Googleが教育のエコシステムをどうドライブしていくか、というのはとても面白いトピックではないかと思っています。

まず、Google Apps for Educationは教育機関へのアプローチだ。

次に、Google Classroomは教員へのアプローチですよね。

そうすると最終的には生徒に行き着くわけで、その人達は未来の社会を支える人達だと。

言う時に詰め将棋的にGoogleのツールがエコシステムを侵食していくのは、ライフステージの早い段階でシェアを取りに行くという意味で、時代の流れに「ある意味で」左右されづらい、マーケットの取りに行く方法なのかなあと思いました。

そう言えば、アメリカ行ってすぐの頃、英語の補習のための学校で、白黒Macでクロスワードパズルみたいなのやって覚える実習あったけれども、当時すごくMacでしたよね。そう言えば、日本でも最初のMacユーザはギークやクリエイティブ、というより、教員と医師だった、みたいな感じもしていて、そういう最終消費者とのコンタクトポイントにPCを物理的に用いる職業、みたいなところはやっぱり大事だよなあと思いますよね。実際、影響力の大きい分野だし。

そういうことを考えると「言っても」AndroidもiPhoneも端末としてそれなりに洗練されて来ていて、その辺りは議論色々あると思うんだけど、中長期的に見ると、こういう教育のような部分を取りに行くとかの方が、大きな影響力発揮するのかも知れないよなあ、とも思っています。

まずはアメリカで先行してる感があるChromebookの普及も、こういうのに十分絡んでくるんじゃないかな。結構、ビッグパッケージですよね。Google Apps、Classroom、Chromebook、Android / iOS Appまでを1つのパッケージとして見ると。そういうエコシステムで教育が回り始めると、なかなか便利な感じはするし。

ただ、日本こそ、Windowsが根強い国だったりもするので、これから日本でどうなるかというのはまだまだ読めないですけども。まあただ、教育はガラパゴス化しない方が良いものだろうな、という感じはしますね。

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