2015/1/15

T-Site湘南訪問 – ちょっと湘南ということを考えた – FERMENTの話など

ちょっとしたきっかけでT-Siteに訪問して来ました。普通に見に行ってきた。もともと、T-Siteという商業施設というよりは、藤沢にスマートタウンを作るというFujisawa SSTというプロジェクト自体に、それがリリースされたくらいから興味ありまして。ちょうど、スマートシティみたいな話が一般的になり始めた頃にリリースがあったプロジェクトだと記憶していて、ビッグプレイヤーが多くコミットしていたこともあり、どういうアウトプットになるのか興味があったのです。

Fujisawaサスティナブル・スマートタウン公式サイト|FujisawaSST (藤沢市)

とは言え、今回僕が見て来たのは商業施設のT-Siteでした。かなり面白かったです。代官山の蔦屋書店、実は僕行ってなくてですね、僕の経験としての既視感としてはどちらかと言うと武雄図書館でした。本屋ブースもセレクションが面白かったですし、テナントも石見銀山の「gungendo」、合羽橋の「釜浅商店」(フライパン使ってる)、minä perhonenの「本と物の店」(石巻工房の家具も!)辺りは面白いなあと思いました。一頻り見て、コーヒーと、雑誌『民藝』の桂樹舎の回を買った(蔦屋書店ではなく、「本と物の店」にざっくり面白いバックナンバーが見繕ってありました、しめ縄の回とかも面白そうだったのだが)。

それに加えて今回はお知り合いにFERMENTについて少しご紹介をいただきました。

食とものづくりスタジオ FERMENT ファーメント

料理もあれば、Fablicationっぽいことあり、Scratch(子供向けのプログラミング言語)なんかもやるみたいで、最初全部FOOD X FABなプログラムやるのかなと思ったのですが、もう少し緩やかに、コンテクストを活かしながらコミュニティの様々な活動のHUBになるような拠点という印象でした。面白そうだった。

さて、ちょっとここで今回考えたのは、改めて湘南ということでした。僕の住んでいる東戸塚は、横浜というほど横浜ではなく、湘南というほど湘南ではない、ある意味、ちょっと微妙なところなのですが、湘南というのは、いわゆる一般的な郊外とは少し違うエリアだという印象を持っています。僕もしばらく鎌倉・大船辺りの仕事をしていたこともあり、なんとなくイメージはあるのですが、コミュニティは割とオリジナルなものが育っていて、とは言え、新しい人には割と敷居が高いものでもあり、エッジが効いていたり、自分のライフスタイルを大事にしている人が多い、みたいなイメージ。

一方で、今回のスマートタウンはある意味、全く新しい街ですよね、という時に、素直に湘南に新しい街作っても、それはなかなか僕がイメージする湘南にはならないのだろうなあと思ったのです。特にコミュニティという文脈において。という時に、商業施設がモノを買う場所以上の価値を生み出す、しかも巨大なモールのようなものではなくて、ということが、どれくらい街に馴染むのかということが、ある意味、どれくらい街が土地に馴染むのか、ということにも繋がってくるのかなあという感じがしました。

そういう意味で言うと、代官山とも、そして、武雄とも、T-Site湘南というのは、少しその役割が違う感じがしていて、そういう面白さというのもあるんじゃないかなあと思います。洗練された商業施設とか、お洒落な本屋とか言う以上に興味深くて、こういうものが中長期的にどう化けていくのかみたいなこと含めて、面白いもの見れたな、というのが感想です。

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