
2014年、良かった本
今年は特に前半、よく本を読みました。そして、当たり年、というか、平たく言うと、友達の本のリリースラッシュでもありました。いやあ、今振り返っても面白かったですね。友達の仕事を眺めるのが趣味の僕としてはとても楽しい一年でした。というわけで、いくつかご紹介。
『わたし、解体はじめました ─狩猟女子の暮らしづくり─』 畠山 千春
@chiharuh の本。ET Luv.Lab.でのインタビューを皮切りに、糸島訪問、ユレッジでのインタビュー、猪解体ワークショップなど、色々お世話になっています。色々物議もあったけど、こうして一気通貫した話として提示できる形になったのはとても良かったなあと思っています。「なんかコースケの言ってた子、日経出てたぞ」とは親父の弁(権威)。すごい良い本だったのと、この本を基点にいくつか面白い本とも出会いましたね。
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『美しい瞬間を生きる』 向田 麻衣
前から知ってはいたけれど、今年から手伝うことになった向田麻衣さんの本。ニューヨークやらネパールやら飛び回っており、しばしば現地とSkypeで連絡しながらトラブルシュートすることもあり、なかなか愉快なプロジェクトです。クラウドファンディングで手に入れたLalitpurのメンズラインもとても気に入っている。この『美しい瞬間を生きる』、とてもパーソナルというか、彼女の感覚が確かめられる質感のある本で、とても気に入ってます。彼女の取り組みそのものより、なんかそういう「感じ」が良かったのかもなあと。
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『ホームレス農園: 命をつなぐ「農」を作る! 若き女性起業家の挑戦』 小島 希世子
最後は腐れ縁。ここの仕事はずっと見ているというか、聞いてるというか、何やってるのかと問われれば、ほぼ相談に乗っているだけなのですが、遂に本が出ました。今年は久し振りに、えと菜園のメッセージとかWebサイトにも手を入れましたし。まあ普段聞いているからなと思いつつ、読んだ本は思った以上で、随所に「希世子節」も散りばめられていて、とても面白かったです。大体、社会起業って言っても、やりやすいところからやるんですが、すげえやり辛いところをやってる、この人は。
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まとめ
他にも面白い本はたくさんあったんだけど、僕的に今年を象徴する本と言えば、明らかにこの3冊だろうと思います。形は違えど、ETとしても、僕個人としても、お付き合いいただけてるのは、ほんと面白いなーと思います。なかなか、この3名の女性が並ぶこともない気がしていて(実際はそれぞれ少し知り合いだったりするのだが)。
この3冊は年末読み返したいですね。この3冊があっただけで、良い年だったなあと思える。楽しませていただきました。
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加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)