2014/9/21

調律のための試行錯誤 – 瞑想、日記、お香 – レジリエンスやマインドフルネスの周辺にあるものを試してみた

フリーランスというと体調管理が生命線なわけですが、35歳も近くなると、体調とか体力的なこと以外にも、色々気を配らなくてはいけない気がしており。有り体に言うと、無理が効かなくなってきたということですね。そんなこともあり、最近いくつか試してることがあるので、ご紹介したいと思います。

瞑想をする

@yuzuki_m さんが先日、Head Spaceというアプリを紹介してくれまして。これまでに雲堂という彼岸寺の坐禅アプリを試したことはあったのですが、あまり習慣にはならず、ただこうした瞑想のアプリいくつか出ているようで、Head Space試してみたのでした。ソファに腰掛けて、夜遅ければイヤホンを、そうでない時はiPhoneからBluetoothスピーカーに音を飛ばして、ガイダンスに従います。10分ほどのプログラムで、英語でゆっくりインストラクションが行われるイメージ。

このアプリの良いことは難しいこと要求してこないことですかね。夜の静けさの中で、ゆっくりゆっくり自分の感覚を確かめながら、音声聞きつつ「何もしない状態」を作る。この「何もしない状態」というのが稀有で、先日、友人と飯を食っている時にこの話題になったのだけど、仕事以外の落ち着いた時間というと、例えば犬の散歩みたいなことですかね、という話になって、僕の場合、例えば料理を作ることだったりするんだけど、料理とか案外忙しないじゃないですか。特に僕最短で最小工数でやろうとするので、実は頭がぐるぐる回転している。それと違って、まず時間のテンポがとてもゆっくりになるし、あと英語、そこそこ真面目に聞いてないと意味わからないので、雑念というか、日々考えているようなこと自ずと考えなくて済むので良いように思いました。英語であること自体が、目の前のことに集中するのに一役買っているというか(英語できない人だけだと思いますが)。

よく、心と体と神経という言い方をしますけど、この瞑想、心、というよりは神経を休めるのにとても良いことのように思います。なんか悩みごととかが解消されるというよりは(普段からあまりないし)、凝り固まったものをほぐすというか、張り詰めたものをほぐすというか(だから、「テンション」ですよね)、そういう効果はあると思います。そう言えば、恩師に以前、「静かな時間を持てているか」という問いをもらったことがあって、それは必ずしも瞑想みたいなことを指してはいないと思うのですが、作為的にそういう時間を作れるという意味では良い。

アプリになっていることは大変便利だし、とは言え、無料なのは10回目までですが(そりゃ商売でしょうし)、デザインが良いのも相まって、ここ数週間、Head Spaceの時間が楽しみでした。 @yuzuki_m さんによると、例えばその時の感情で行うプログラムを選べるもの、とか色々あるみたい。Head Space自体も、ブログがあり、本も出ていて、サブスクリプションモデルで、音声ファイルはSound Cloudに上がっていたりして、なかなかIT化されています。僕自身、「瞑想」って言うと、ちょっと敷居が高いというより、言葉を選ばずに言うと「引き込まれるとヤバい」領域かなあと漠然と思っていましたが、まあマイペースに我流で一人でやってる分には良いものです。あんまりどはまりするものじゃないですね、こういうのは。地味に、地味に、習慣にできると良い。

@yuzuki_m さんへのインタビューはET Luv.Lab.にあって、古い記事だけど、非日常性の話などもしているので宜しければ是非読んでみてください。

松下 弓月 – 「非日常性への回路」 – ET Luv.Lab.

日記を書く

先月くらいにあんまりうまく寝れんなーと思っていた時に、ソーシャルおじさんこと @masahirotokumo さんに「日記を書くと良いですよ」とアドバイスいただき。寝る前の「儀式」が大切ですということで。そういうことの有用性はいつも感じていて、というか、ベッドで考えごとしていて、起きてブログ書いたらすっきりして寝れた、みたいなこともままあるので、それの逆回しですよね。

赤いMoleskineを買いまして、大体書く時は半ページくらいですね。記録とか、何かこれを後々活用しようみたいなことはあまり考えていないので、気が向いた時だけ、さっきのHead Spaceで一旦空っぽになった後などに、なんか書いとくことあれば数行書いてから寝に入る、みたいな感じにしています。

あと似たようなことで枕元にダイソーのディッシュスタンドを置いて、そこにRhodia置いておくことにしました。枕元にメモあるの良い。僕は寝室にはiPhoneを初めとしたガジェット、Kindle Paperwhiteを例外として、持ち込まないようにしています。寝る寸前までネットとかし出すと色々危険なので。文庫本とかも、ディッシュスタンドに置いておけるので便利ですよ。ただ、なんせ100円ショップの品物なので、商品にバラつきがあるので、買う時にガタがないかチェックして選ぶと良いです。

お香を焚く

これ随分前から、今日はよくよく寝たい、という時に、使っています。お香は日本香道の普通の、白檀と沈香の2種類用意してあって、気分で変えてます。そんな毎日焚くわけではなく、たまになので、買い替えは半年に一回くらいかなあ。

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この辺は完全に好みでしょう。科学的根拠はよくわからないが、半ばパブロフの犬化している気がしていて、割と寝れる打率高いです。

まとめ

最近気にしているのは、いわゆるメンタルなことでは全くなくてですね。神経を休ませるってことです。そもそも普段からあんまりストレスとかない方だと思うし、悩みとかも特になくて、ただ日々の業務をしていく上で、しばしば神経疲れる仕事ではあるので、ちょっと間合いを取るというか、時間軸を仕切り直して、ゆったり構えて、落ち着く、みたいなことのためにやってることです。もうあまり、酒飲んだら何かが解消されるような年でもない気がしていて。いやまあ、飲みに行くのも好きなんだけど(ていうか、好きですよね)。

特に瞑想はすごく良いと思う。普段の時間の流れと違うところに自分を置く、特にスタジオみたいなところに行かなくても、我流で自分の部屋で10分時間取ればできる、というのは盲点でした。あんまり意識してなかったけど、こういうこととiPhoneは相性良いですね。iOS 8が出て、Health Kitとかも出たわけで、フィジカルな自分のトラッキングができるようになる一方で、こういうマインドフルネス的なところもiPhoneがカバーできると、その相互の乗り入れというか、相関みたいなのも可視化できるかも知れなくて、使い古された言葉だけど「体と心のバランス」みたいなことの蝶番に、iPhoneがなる可能性もありますね。まあ試してみた感じだと概ね割と健全。旅先で過ごす時間間隔にも近い気がする。伊部とか糸島とか瀬戸内とか。

というわけで、興味がある人は試してみても良いと思います。ビジネス分野でもマインドフルネスは注目のキーワードでもあるので、軽く体験しとくみたいなノリでも良いかも知れません。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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