2014/9/20

『D&DEPARTMENT に学んだ、人が集まる「伝える店」のつくり方 学びながら買い、学びながら食べる店』 ナガオカケンメイ

写真はソウルのD&DEPARTMENT。この冬に行きました。あまり僕はD&DEPARTMENTに興味強くなくて(後述)、サムスンのLeeum(ここスゴイ美術館だった!)に連れて行ってもらった時に、たまたま見つけて入ったのでした。お土産とか買った。そんなこともあり、こないだ本屋で見かけて手に取った本です。

本はD&DEPARTMENTのオープンまでの経緯や、その仕組みと展開、特に47都道府県に出店するためにどういうコントロールを効かせて、どういう形で地域と連携していくか、みたいなことが書いてあります。なかなかスキームとして面白いと思うし、色々なこと、例えば店舗運営とか、ネットを通じた情報発信とか、コミュニティづくりとかそういうことを、それぞれをマニュアル化するのではなく、勉強や学習や啓蒙で人ベースで解決していってるみたいな考え方はなるほどなあと思いました。まあしかし、事務所のバスルームにどんどん集めた中古品が溜まっていって、いよいよ店開くか、みたいな頃の話が一番面白そうだよなあとも。

ところで、冒頭に書いたんだけど、D&DEPARTMENTに興味強くなくて、ということですが、僕あまりD&DEPARTMENTで取り扱われている商品、好きでもないんですよ、実は。別にロングライフなデザインとか、アノニマスなデザインを否定しようとか言うことではなくて、デザインとして正しいかどうかの前に、そこに並んでるものが好きか嫌いかって問題あるじゃないですか。あまり得意じゃない印象がある。

本来的にデザインで再編集する必要がない良いものって世の中にいっぱいある気がするんですよね。で、どうもデザインのフィルタでピックアップされたものにあんまり面白みを感じてない。つまらないとか言ってるわけじゃないんだけど、「こうなのかなー」って思うことが結構多いところでもあるんですよね。なんか言語化しづらいけれども。まあ多分に好みの問題ではあると思うけれども。ただ、デザインの方法論って世の中の良いものをより分けるために万能の尺度、「ではない」と思うんですよ。

この辺のことってもうちょっときちんと考えなきゃいけないなあと思ってもいるんですけど、情報もキュレーター任せにすると見落とすもの、たくさんあるみたいなことがあると思うんですよね。本を読んでもこの辺の感覚は変わらずだったな、さてはて。

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