
「Canayell Batton 2014」 – あれから3ヶ月、カナエール 2015に向けて
そう言えば、今年のカナエール東京が2014年6月29日でしたから、もうまもなく3ヶ月を迎えるということになるようです。この3ヶ月はスピーチ・コンテストを終えて割とゆっくりさせていただいて、昨年に引き続き、活動をしめくくるフォトブックの制作などを様子見てお手伝いしつつ(コンテンツ・ワークスさんのPhotobackというサービスで作成しています、うちに遊びに来た友人に見せても評判良い)、ちょいちょい様子見つつ、少しのんびり構えて過ごした3ヶ月でした。
ただ、事務局を初めとした皆さんは粛々と翌年の準備を進めていて、今月、9月28日(日)にパソナグループ東京本社にて、Canayell Batton 2014と題した、2014年から2015年へのバトンタッチのためのイベントが行われます。
Canayell Baton 2014 ~児童養護施設からの進学をかなえるプログラム「カナエール」報告会~
内容は式次第見ていただいた方がわかりやすいと思います。
■第一部:Catch the Baton 〜カナエールで出会える新たな自分〜
カナエルンジャーを120日間支えたボランティアたちの座談会
コンテスト2014最優秀賞3名のスピーチ映像
夢をかなえた卒業生のいま
カナエルンジャーからの近況報告■第二部:Hold the Baton 〜カナエール立役者たちとの交流〜
参加型セッション“とことんつっこむカナエール”
カナエルンジャー、ボランティア、運営者と、思う存分、交流して下さい。■第三部:Pass the Baton 〜カナエール全国展開の夢〜
カナエール2015について
カナエルンジャー達のこれからの抱負
報告会、交流会、これから、つまり2015年のカナエールへ続く話、という三部構成のようです。僕も撮影で伺う予定。2014年の個人的な感想については、改めて何か書くより、コンテスト終わった直後に書いた記事の方が雄弁だと思う。
プロジェクトの迫力について – カナエール 2014を終えて : kosukekato.com
「モチベーションのあるところに、インセンティブを渡す」。多分、石巻のことやカナエール、ETの直接的なビジネスの外に関わるようになってから、捻り出した言葉ではあるのだけど、それがきちんと実践できるフィールドだとは思ってます。と同時に、「俺、まだこんなもんかー」と痛感させられた現場でもあるので、まだまだやれることはたくさんありそう。そういう意味では、自分自身の役割に伸び代を感じられる場所でもある。
まだ、来年どうするかはてんで決まってないですけどねー。カナエール 2015は、バトンを新チームが受け取ってから、まさにこれからのことなので。
おそらく、こういう形できちんと機能しているプロジェクト、他にあまりあるようでないと思います。多くの人が関わり、多くのサポートを受けて、若者がたった1日のために、社会人と3ヶ月間を走る。それが毎年継続的に続いていく。それにはそれなりの理由があるし、そこにしかない難しさもたくさんあるし、割と「渦中」な僕も、まだまだ知らないことが多い気がする。
そんなわけで、「Canayell Batton 2014」、「結局、あのカナエールって何なのか?」って方に来ていただいても良いし、「なんかボランティアとか興味出て来た」みたいな方は勿論だし、「スピーチ・コンテストってどういうことなの?」って方にも改めて提示できるものは色々あると思います。そこにコミットするにしろ、しないにしろ、普段とぜんぜん違う環境に、ポコッと自分を置いてみるって良いことですよ。大自然や大海原や里山やましてや都会の喧騒や日々の生活圏だけでなく。全然違う論理やモチベーションやインセンティブが働いている世界もあります。そういうの面白い。
是非、「Canayell Batton 2014」、少しでも興味があれば、足を運んでいただけたら嬉しいです。
Canayell Baton 2014 ~児童養護施設からの進学をかなえるプログラム「カナエール」報告会~
宜しくお願いします!

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)