風林火山
久し振りに大河ドラマを観ています。題材が山本勘助なので。この『風林火山』ですが少し物語としておかしなところがあります。今第6話くらいで勘助、齢37歳前後の頃が描かれています。しかしいかにせん、英雄譚の37歳という流れで見てみると、37歳の勘助、どんくさい。
物語の場合、その醍醐味は主人公のイニシエーション(平たく言うと心の成長)であるというのがオーソドックスな捉え方なわけですが、そうやってエピソードを積み上げていこうとするとどうしても30歳後半というスタート地点は厳しい。滑稽に見えてしまうのですよ。
しかし、逆説的に言えばチャレンジングな題材ということですし、井上靖氏は歴史エンターテインメントとして完成された作品を残していますから、NHKがどう料理するのか楽しみです。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)