2014/8/31

『3』

旅先で @chiharuh に薦められた九州のローカルメディア『3』。九州のユニークな暮らしの取組が紹介されている面白い雑誌ということで教えてもらったのですが、帰りの新幹線で読んでいました。カバーにある「愛のつたえ方」は山本太郎さん、三宅洋平さん、家入一真さんなど、平たく言うと「ネット選挙」と呼ばれた新しい人達の政治への参加の話。糸島市議会の藤井よしひろさんという人の寄稿もあって、この人、糸島の友達が応援してたのをFacebookとかで見かけたので気になっていました。「電気をDIY」は九州で、ほぼゼロからエネルギーのDIYに取り組む人達が紹介されており。ロケットストーブとか、オンドルとか。読み応えのある小雑誌で、なんでも編集はお一人でやっているとか。

「3」次の暮らしをつくるローカルメディア

これ割と立ち位置というか、思想的な立ち位置は明確で、脱原発のこと、自然エネルギー推進のこと、そういうことと、それの解としての次の暮らしのこと、が書いてある。この1年ほど九州に4回程足を運んで、その多くは糸島だったけれど、そこに住む人だけでなく、そこに他の場所から集まる人、元から暮らしていた人々、移住を決めてきた人達、何度かお話をする機会があって、それはもしかすると「普段の東京であまり話されていないこと」かも知れないなあと思います。まあ普段ってなんだって話ではあるのですが。ただ九州はそういう意味では今に始まったわけではない、3.11より前からも続く、自然農とかDIYとか食文化とかクラフトとか暮らし方とかの連綿とした文脈があって、そういうの「ヒッピー」みたいな言葉で片付けちゃうのも違うだろうし、こういう按配のこういう言論がまとまる、ってやっぱり今の九州ならではな気がします。もし九州に足を運ぶことがなかったら、こういうの別世界のこととして読んでたかも知れない。なんか九州とか東北とか、一極集中から離れたところで、ゆるやかにウネリが生まれている感じがしていて、それって何だか膂力がある気がするんですよね。だからそういうの、今後も継続すると思う。

この辺はなんか色々考えることがありますな。

とても充実したローカルメディアでした。僕も気になるものは取り寄せたり現地で買って読んで、場合によっては現地行ってみたりしているんだけれど、こういうの観光ガイドより大事ですね、本棚に増えて来た。

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