
WordPressでテーマをカスタマイズする時のメモ
最近、ETのWebサイトではEnfoldという有料テーマを使っていて、これ汎用性高いので、他のプロジェクトでもベースのテーマとして使おうとしているのですが、一点気持ち悪いことが。いわゆるWordPressで言うthe_excerptの文字切りが気持ち悪い。WP Multibyte Patchが適用されてない、とかではない。どっかで日本語対応してない文字きりしてるんだろうなあ、と思うわけですよ。というわけで、調べます。まず、the_excerptを探す。こういう時、IDE使ってると便利で、テーマのフォルダごとキーワード検索かけちゃえば良いですね。そうすると、
function-set-avia-frontend.php
$excerpt = avia_backend_truncate($excerpt, $length," ");
とかやってるわけです。avia_backend_truncateというので短くしてますね。では次にavia_backend_truncateを探す。そうするとこれと思わしきものが。
function-set-avia-backend.php
$string = substr($string, 0, $breakpoint) . $pad;
おお、見事にmbついてない。というわけで、
$string = mb_substr($string, 0, $breakpoint) . $pad;
と直してやるときちんと文字きりしてくれるようになります。WordPressのテーマ、自分で一からコーディングデータもらって組んでると、こういう困ったことにはならないのですが、あるもの使おうとするとこういうトラブルが出て来ます。でテーマ全体の構造もあんまりよくわかってないし(少なくともEnfoldはそこそこ複雑に作ってある)、そこ一から学習していくものでもないので、こんな感じで部分的にいじってくしかないような気がします。
あるものを調整する作業って言うのは、プラグインの導入でもそうなんだけど、柔軟性の肝になって来る気がしていて、まあ細かい粗全部潰すのも大変なんだけど、有り合わせで間に合わせるの「間に合わす」ための作業って、ある程度必要だなあと思います。そういう意味で言うと、ある程度、デフォルトになるテーマを、有料テーマであるにしても固めておいた方が良いのかも知れない。その上で、どれだけ似通ったり、テンプレート的じゃないように使うかもポイントな気が(まあETのサイトは多分にテンプレート的ですが)。
みたいな話もあります。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)