2014/8/5

紅鮭とか、野菜とか、豚肉とか、器とか – 食卓のエコシステム

そう言えば、「詠み人知らず」なんて言葉があるけれども、なんか今日は久し振りに色々揃ったので、ちょっと書きたくなりました。紅鮭は王子サーモンさんのもの。ETのクライアントです。野菜はえと菜園より。同級生であり、最近少しまた仕事している。豚肉は四国食べる通信の讃岐夢豚。友人がデザイナーをしていて定期購読しています。器はゆう工房。先日、東京での展示で買い求めてきたものです。

いただきものも、買ったものも混ざっているけど、なかなかどうして、食卓のかなりの要素、知っている人のもので埋まる時もあるんだな、という。いずれも良いもので、日常的にというわけにもいかぬのだけど、こうやって揃うと割と壮観だし、何度も言っているけど、知っている人のものはやはり良いです。モノの絶対評価でも、ストーリーでもなくて、結局、作り手との関係性に手触りがあるものが一番良い。

たまに「食べ物の仕事してるんですか?」と聞かれることがあるのですが、してません。ただ、クライアントにも、仕事仲間にも、食べ物に関わる仕事をしている人が増えた気はします。なんかこうなるって学生の頃は全然想像してなかったです。Webとかインターネットの世界って、そういう手触りのあるものとは縁遠いもののような気がしていて、強いて言うならクックパッドみたいなものとかか。

でもよくよく考えると、事業者としてコンタクトポイントを顧客と持つ以上、コミュニケーションの仕事は発生するし、需要あるんですよね、食卓関連。僕もそうであるから、あまり食べ物に無頓着ではいられないなと思います(そんなことにはならないのだが、地が食いしん坊なので)。まあそういうことも料理のモチベーションの一つになってると言えばなってるし。

例えば、糸島じゃ、近所から野菜をいただいて、なんて話はよくよく聞くし、石巻じゃ、近所から海産物いただいて、なんて話はよくよく聞きます。うちの実家でも近所の方が手作り味噌をくれたり、果物くれたり、近所の農家さんがバンで野菜売りに来てくれるみたいなことがある。翻ると、僕の今の生活はそういうご近所付き合いは皆無なのですが、なんかこうクライアントやパートナーや、あと普通に友達とか考えると、そういうエコシステムはとても「近所的に」機能している。

あとたまあに、カジュアルなお手伝いは現物支給でやってみることがあって、今も、報酬の一部として、米もらえる約束とか、海産物もらえる約束とか実はあるのですが、フリーランスならそういう物々交換に近いようなことを無理のない範囲でちょっと試してみると、普段と違うテンションで仕事できたりしてちょっと面白いですよ。そういうのメインには僕も全然できないけど、たまにやると面白い。

なんか仕事忙しくなったり、立て込んだりすると、そもそも論とか、原体験とか、原点とか、しばしば見失いがちだったりするけど、ひょんなタイミングで、そんなことを思い。なんかプリミティブにできるところはできるだけプリミティブな構造でやってた方が良い気がするんですよね。テクニカルに動かなきゃいけないものは、それはそれ必ず出てくるので。

そんなわけで、ご馳走さまでした。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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