2014/7/6

『ほんもの探し旅』 小林泰彦

前に読んだ『ヘビーデューティーの本』と同じ作者の本で、今からおよそ40年前くらいの本。昨今流行ってるのが「日用品」だとすると、「実用品」の本って言うとわかりやすいかな。例えば自転車でも「実用車」って言うと、いわゆる剛性の高くて重い、郵便配達とかで使う奴ですよね。ナイフとかスキーとか国内の製造元をメインにして、色々なものが紹介されています。

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小林泰彦
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例えば鍛冶で有名な関で北米に輸出するアウトドアナイフ作ってたとか、北九州でNikeのスニーカー作られてたとか、沖縄のガラス工芸の話もあるし、バックパックとか、BMXとか、クロスカントリースキーとか、日本固有だったり独自だったりするものと対比しながら紹介していて、普通に読み物として面白いなあと思いました。昔のMen’s Clubってそんなに示唆に富んだ雑誌だったんだなあとも。あ、あと、以前、 @chiharuh に聞いた、姫路の白革なめしの話も載っていた。

まあちょっとファッションという括りで終わらせるには勿体無いくらい、面白い文化論だと思います。こういうの復刊するのは良いことだと思いました。

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