2014/6/23

ダンスによるコミュニケーションの類型化の試み

なんかFacebook眺めてたら、たまたま昨今のLINEみたいなコミュニケーションやInstagramみたいな写真や動画のコンテンツ生成が、旧来のCGMと呼ばれていたものに比べて「ダンス」に近いというコメントを見かけて、それ面白いと思ってTwitterにつぶやいていたら、どうにも面白くなってしまったので、ちょっと書いてみます。基本的にたとえ話の羅列です。ようはダンスをメタファーにコミュニケーションを類型化できるのではという話。

チークダンス

まんまですよね。1 to 1の親密なコミュニケーション。

フォークダンスとキャンプファイヤー

輪になって踊るんだけど、中央に熱源があるかが違うと考えると、これも違うコミュニケーションの型と考えられそう。

マスゲームとフェス

両方に熱狂がありそうですが、前者は統制を美とするが、後者は無秩序を歓びとする。

マタドール

ひけらかして、すんでで交わして、入れ違いざまに攻撃する。

シャーマン

祈る。しばしば祭壇に生贄を捧げる。

何が言いたいかというと

とかまあ延々とダンスを挙げると、それぞれにコミュニケーションの形態を宛てがえる気がして、これはダンスが「コミュニケーション」と「自己表現」の2つの意味を持っていることが、今、特にデジタルコミュニケーションの分野で行われていることと類似性がある気がして、ダンスを研究している人が、今のデジタルコミュニケーションを類型化できたりすると、すごい面白いんじゃないかなあと思いました。

あとダンスが集積するとカーニバル(=祭り)になるというのも、今のネット用語と符合してますよね。すごいお誂え向きなレトリックだと思いました。

こういうの最初に気づく人、やっぱり最前線で活躍している人だよな。すごいなー。面白い。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

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(2012-10-5)
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