2014/5/30

『ヘビーデューティーの本』 小林泰彦

毎度お馴染みノスタルジー読書ですが、ノスタルジーとか何とかの前に、僕生まれてない時代の本なので、ある意味、歴史書ですよね。カタカナいっぱいならんでいる。基本的にはファッションとかスタイルとしてのヘビーデューティーということの本で、当時かなり流行った的な触れ込みも含め、読んでみました。

ヘビーデューティーの本 (ヤマケイ文庫)
小林 泰彦
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これ思っていたより結構面白くてですね。バックパックとかダウンジャケットとか、どう考えなきゃいけないのかとか書いてあって、まあ最近買ってないけど、今のファッション誌にも書かれてると思うんだけど、逆に言えば、結構40年ほど前とあんまり変わってないんだろうなあということなのであろうと思いました。Patagoniaとか、まだPacific Iron Worksって名前だった時代ですね。昔、おじさんの若い頃の荷物ガサゴソしてたら、真っ赤なKalimorのバックパックが大層かっこよかったんだけど、この本で扱われているのは主に米国の、ボストンとかシアトルとかバークレーにあった、というかあるブランドのことですが、結構、今も残っている名前が多いんだなあとも。

なんか個人的には車社会から自然とセルフエイドへ、みたいな話とか、我が国でも公害が問題になっているが工業化一途ではなく、みたいな話とかは、この頃の構造を最近もやってるんだな、みたいな印象もあり、その辺の時代感の把握も含め、なかなか読んで良かったなと思います。昨年くらいからしばらく買ってなかった古着に手を出すようになったのだけれど、ちょうどこの頃のものを買ってる気がして、今好きなものがそこに至る経緯を辿っておくみたいな話は、割と最近日本のモノづくりにまつわるもろもろ読んでいるのとも似てるのかなあとも。とりあえず、ここで大絶賛されてるビーンブーツは本当に良いです。冬が終わってからは全然履いてないけど、梅雨になったら長靴がわりに履くかなあ。濡れない、蒸れない、頑強。僕は中古で買いましたが、大分長く履ける予感がしてます。

ひとり仕事: フリーランスという働き方
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