2014/4/21

『採れたて、糸島―食のつくり手を訪ねて』『あたらしい沖縄旅行』

相変わらず旅行本を攻めている昨今。糸島、沖縄とも僕が行ったことある場所ですね。大体、あんまり勉強せずに行くのですが、この2冊を読んで不勉強を若干後悔した、くらい面白かった。

採れたて、糸島―食のつくり手を訪ねて

採れたて、糸島―食のつくり手を訪ねて
吉村 真理子
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これは2011年1月に発行されていて、だから糸島シェアハウスが始まる前で、つまり僕も「糸島」って聞いてIslandだと思って頃に出た本ですね。すごい面白い。農家、豚、牛、醤油、酒、魚、猪料理、牡蠣小屋、などなど色々な糸島の食のつくり手が紹介されていました。僕言っても、ほとんど糸島自体はフィールド・ワークしてないのですが、改めて読むとホント九州の台所なんだなって思いました。福岡空港から電車で40分くらいです。なのにね、という。

例えばさ、レストラン行って、「糸島牛」です、って銘柄牛が出て来たとして、美味かったら当然美味い!と思うけど、その辺さらっとしちゃいますよね、やっぱり。「売るため」には「ストーリー」って話はだいぶ前から言われているけど、どっちかって言うと、食べる時に「人となり」のイメージが湧いたり、場所の空気がわかったりみたいなのは、本来的には「食べるため」に必要なんだろうなあと思いますよね。やっぱり友人が作った野菜を友人が作った野菜として食べるのは美味いわけで、加えて、料理する時もどうしてくれようとなるわけで。そんなことを思いました。

あたらしい沖縄旅行

あたらしい沖縄旅行
あたらしい沖縄旅行

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さて、更に良かったのはこの本。『あたらしい沖縄旅行』って書いてあるけど、これタイトルうまくて、U/Iターンや移住、あとこの本は比較的新しい本で、震災を契機に移住した人たちの、主に色々な店作りのことが書いてある本です。だから、カフェやりたい、みたいなことを思ってる人にも、普通のカフェ作りの本よりも楽しく読めるんじゃないでしょうか。カフェとか、工房とか、ショップとか、そういうのが並びます。かなり一つ一つのストーリーの読み応えもある。

ホント、沖縄旅行は楽しかったけど、これあればもう一度本島旅行も楽しめそうだなあという気がしました。特に読谷村の辺りは、北窯周辺見ただけだけど、ゆっくり見ると色々あったんだなあと。たまあに沖縄出身の人にも会うし、知り合いでも沖縄に移住した人とかそう言えばいるけど、元々、震災とかの前から、移住する先としてはポピュラー(?)だったイメージあるけど、こういうところゆっくり見て回れたら面白そうだし、すごく「人」にフォーカスがあって、旅行本とするならば、随分贅沢な本だなと思いました。

2冊とも、「もっと早く読んでおけば良かった!」と思わされた本でした。糸島も沖縄も好きな場所なので、また行ってみたいですね、というか多分行く。

そう言えば、日経新聞に @chiharuh の著書、紹介されてましたね。

「わたし、解体はじめました―狩猟女子の暮らしづくり」 畠山千春氏 自給自足生活への足跡 :日本経済新聞

これも狩猟の話だけでなく、糸島の暮らしについても色々触れられているので、面白いと思います。そういやマルシェで食べた卵かけごはん、美味かったな。

わたし、解体はじめました ─狩猟女子の暮らしづくり─
畠山千春
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という辺りです。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

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