2014/4/1

カナエールの話 – チケット販売開始ともろもろ

カナエールの植村百合香さんにET Luv.Lab.でインタビューしてから1年少し、昨年のスピーチコンテストにカメラマンとして急遽ヘルプ入ってから9ヶ月ほど、それからなんとなく実行委員ということで関わるようになって半年ほど、振り返ってみると、大してまだ時間経ってなかったりします。

先週末、カナエールの「がっつり研修」に参加して来ました。参加というか、僕は撮影で行っていて、昨年のコンテスト含め、何度か撮らせてもらってるけど、言葉を選ばずに言うと、撮影楽しい。ワークショップや研修や発表の場を撮るわけだけど、こういう大所帯のイベントの撮影をするのはこれまでなかったことですし、なかなか得難い経験をさせてもらっていると思います。場の空気とか、人の呼吸に合わせて、シャッターを切っていくのは楽しい。週末も1000枚くらいシャッター切って来ました。しかし本業のカメラマンの方はああいうのがいつもかと思うとなかなか大変な仕事だと改めて。

こないだ仲間内で酒飲んでて、最初、コースケもしぶってたじゃんという話になって、あれそうだっけ?と思って、さっきコンテストの撮影行った時のブログ記事読んだら見事にしぶってますねw。まあなんかボランティアとか、プロボノみたいなことには、昔からちょっと違和感あって、ETとしてやっていること、そういう風に整理しようと思っても面倒くさいからなだけなんだけど、既に4年目に入ってるカナエールに、途中からの参加で、良い意味でおんぶにだっこで新しい挑戦させてもらえてると思います。

というわけで、僕は基本的にはカナエール行くと「カメラの人」なんですけど、実際に時間を多く割いてるのは、うちの本業のWebやデザインやPR関連です。プロモーションチームというところにいて、新しいランディングページ作ったり、引き継いだWebサイトいじったり、技術的なことサポートしたり、あとなんか色々あるので、そういうことの交通整理したりしています。プロモーションも映像担当の方がおられたり、Facebookの担当の方がおられたり、で、Web担当も僕以外にもおられて、連携しつつ、事務局と一緒に、夜な夜なチャットしたり、ハングアウトでライブ制作したり、打ち合わせ帰りにオフィス顔出したりしつつ進めてます。あれだけの人数がそれぞれの役回りで、自分の仕事して回ってるって本当にすごいことだと思う。うちの普段のプロジェクト、多くて4人とかのミニマムセットでしかやってないですし。関わってすごい面白いところだったりします。

未だにきちんと勉強できてないんだけれども、週末もプレプレスピーチというのがあって、彼ら彼女らが5分話すのを撮影しながら聞いていました。わかって欲しいとか、同情して欲しいとか、そういうことではなく、胸を張って、自分の言葉にしておきたいことがある。まだ言葉の帳尻は合わせられてないし、メッセージは交通整理されてないけど、すごいですよ。スピーチが完成するのが今から楽しみです。昨年の撮影の反省が、本番いきなり飛び込んだので、きちんと文脈を汲めずに何とかした、ということだったのですが、今年はしっかりプロセスを追えてる感じもあって、まして、東京・横浜・福岡で開催される今年。会場も収容人数も大きくなるし、僕が撮影するようなら去年と同じことやっても済まないだろうなあという感じは今からしてるので、あと3ヶ月ほど、僕は僕でしっかりビルドアップしてから立ち会いたいなあと思っております。

ところで、週末の撮影終わって、打ち上げ終わって、電車で爆睡して起きたら、古い知り合いの方からSMS入ってて、ふと我に帰りました。そんなに突飛な内容じゃなかったけれども。僕は20代の前半で社会人と呼ばれるステータスになる直前に一度大きく崩れて、1年ほどは何もできない感じでしたし、それから2年くらいはどこからどう戻せば良いかあんまわからない状態だったし、その後、実家にいながら仕事に戻って、でもようやくようやくキャッチアップできたなあというか、戦えるまで戻せたなというのがこの数年。特に最初の1年はなかなかしんどくて、当時一緒に過ごしていた人達は本当に色々な人がいたし、色々こんがらがってましたが、話すくらいしかすることなかったので同じ時間を共有していて、その後どうなっていったかはそれぞれだしまちまちだけれど、まあなんか難しいんですよ、割と。出戻りとか、何年、何十年もとか、一方で、元気に頑張ってる人もいますし、家族と幸せそうなのをFacebookで見かけたりもするし。

よく個別の事案という話するんだけど、自殺が問題とか、欝が問題とか、生活保護とか、貧困とか、差別とか、世の中的に社会問題とされていることには色々議論あるけど、基本的にそういうことの本質って個別の事案で、社会システムとか政策で吸収できる範囲なんてたかが知れてると思います。個別の事案は、本来的に個別に解決されないと、次のフェイズに進めないことがほとんど。で、それをどうにかしてるのは、その周辺にあるもので、国とか政策とか呼ばれるものではないです。一方で、その個別の事案を一人が抱えたり、寄り添ったり、先の先まで責任持って添い遂げたりするのって、本当に大変なことで、僕自身がそういうことはできないなあと思ってたのが正直なところ。多分そういうことに対する考え方は、ET自体の思想に割と色濃く反映されてるんじゃないかなあと思います。

ちょっとナイーブな話だったかも知れないですが、僕は弱い人助けるとか軽々に言えないし、自分が苦労した時期が少しあったから人助けたいみたいなことでもない、という話がしたかったんです。ただ、カナエールには僕のやることがどうやらあって、とても面白いプロジェクトで、良い現場で、仕事を楽しめるプロジェクト、というのは大事です。あと、さっきも書いたように、個別の事案なので、カナエールのようにエンパワチームと呼ばれる主に社会人のサポートボランティア3人の方々が、カナエルンジャーという児童養護施設退所者にそれぞれ付き添って、チームでスピーチを創り上げるというのはとても良いと思っています。ミニマムセットで問題解決に取り組むというのは、ETがプロジェクトやる時も同じですし。

色々書きましたが、去年はまだ僕自身が行ってみるかなというレベルだったので(行くことになってて、急遽カメラマン頼まれた感じ)、あまり人を誘うとかじゃなかったですが、今年は首都圏でも東京・横浜と2日程ありますし、福岡の仕事仲間は福岡もありますから(横浜と同じ日程なのでそちらに僕が行くのはないと思いますが)、是非会場に足を運んでいただけたらなあと思っています。すごーく良いものが見れます。僕も当日が楽しみでなりません。

是非チケットお買い求めください。チケット代はスピーチ・コンテストにチャレンジする若者の奨学金になります。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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