
『TRANSIT』が面白い
年度末、の割には今年は少しゆとりがあって、仕事ちょこちょこしつつ、活字読み漁っているのですが、きちんと読めていなかったTRANSITを読んでいました。基本、海外というと、アメリカとその周辺か、韓国くらいで、ヨーロッパとかは頓珍漢なのですが、スペイン特集面白かった。
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スペインと言えば、ちょうどこないだインタビューを公開した中村優さんから少し話聞いてたこともあったので、タイムリーでした。建築、アート、闘牛、フラメンコ、民族、内戦、歴史、言語、食べもの、離島。いやあ、スペインって食べものくらいしかぶっちゃけ興味なかったのですが、面白かった。『TRANSIT』、季刊誌で、ボリュームスゴイし、読みであるし、総力戦な感じがして良いですね。ラグビーで他のチームにバスクの方とかがいて、何となくバスクのイメージあったんだけど、こういうことかあとなったり、マジョルカのカンペールの話とかも面白かったです。そういや、司馬遼太郎の『街道をゆく』にバスクを扱ったものあるんですね。知らなんだ。読みたい。
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というか、昔、あまり旅に興味なかったので、ほとんど読んだ司馬遼太郎の著作でも、『街道をゆく』はノータッチだったのですが、読んでみたいですね。今読むと面白そう。
あと、細かいところだと、 @gamella 垂涎の高城剛さんがコラム書いてたりして面白かったです。スペイン人、働かねーよ、という話。全般を通して、写真も良いし、紀行文って案外読む機会ないですし、そういう意味でも良かったな。『翼の王国』とかも飛行機乗った時に読むと結構面白いですよね。
もう一冊手元にあって、こちらも楽しみ。あと中古も含めて読みたいなと思った奴、いくつか取り寄せ中です。
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まあ、当然ここに載ってない情報もあるわけで、まあただある意味、義務教育の世界の歴史レベルで情報途絶えたりするのでw、旅のコト考えながらおさらいできるのは良いのと、季刊誌のガチな感じって、読み応えあって良いと思います。パラパラとめくる、じゃないので。他はやっぱり『考える人』がお薦めですね、季刊誌だと。
よくよく考えると、白洲正子とか柳宗悦とかも紀行文だったりするし、まあ飛び回る系の人への憧れがあるんだろうな、あんまり旅の本が好き、って意識なかったけど、近年はすっかり旅好きなので、旅の本、もっとちゃんと読んでも良いのかもと思った次第。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)