ブランドストーリー
最近の仕事の仕方なのですが、一番最初の企画書の冒頭にブランドストーリーというのを書いています。勿論、最初の企画書を出すのにヒアリング一回程度受けてるだけですから、必ずしもクライアントのブランドを100%理解した上でのブランド分析ではありません。
それはExperience Transportersが考える、「こんなブランドだったら素敵だな」という話。これがクライアントにはまると、その後の仕事がとてもスムーズに行きます。違えば、「君はこう言ってるけど、本当はこうなんだよ」ということになり、僕はそのことによりクライアントのブランドをより正確に理解することができます。良質の物語を提示できれば、クライアントは自ずとそこに自ら肉付けをしたくなるものです。そうやって仕事が進んでいきます。クライアントをプロジェクトに巻き込むことにも繋がります。
400字程度の些細なストーリーですが、これだけはどんな企画書であっても念入りに考えます。図や統計を使って説明をするのも全て枝葉であって、幹に当たるのはこのブランドストーリーです。ですから、丁度このブログくらいの分量で、思いつくままに毎日文章を書いているというのは、僕にとって最良のエクササイズなのです。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)