2014/2/13

ソウル – 10年振りの海外へ

ソウルには同い年の従妹が夫婦で住んでおり。一度おいで、と声をかけてもらってて、僕が行くタイミングに合わせて叔父さんも訪問することとなり、本当に久し振りの海外旅行になりました。僕の最後の海外旅行は大学卒業時のソウル行きでしたから、10年ぶりのソウルということになります。

今回の旅はホント、アクシデントもとい、トラブルメイカーになっとったのですが、仁川国際空港の入国審査が大混雑で迎えに来ていた叔父さんは1時間20分待ち。家にいる従妹と「拉致された」「誘拐された」などとてんやわんやだったそうで。。。僕がさっさとネットに繋いで一報してれば良かったんですが。到着早々に迷惑かけてしまい。最終的に仁川国際空港に僕の名前のアナウンスが流れてました。。。

僕が出てきたのが23時過ぎだったので、ミョンドン行きの高速バスはもうなく、仁川国際空港からKTXに乗ってソウルへ。ソウルからタクシー乗ってホテルに移動したのですが、宿泊したShin Shin Hotelの名前言っても、地図を見せても通じない。外は雪降ってるのに、一度降ろされて(韓国のタクシー、カーナビ付いているのに、行き先探してくれたりしないです)、何とか近くのWestin Hotelを行き先に伝えて、2台目のタクシーでたどり着き。

ただ、タクシー移動は便利で、従妹と合流してからは結構交通手段として使いました。安いです。かなり。従妹がタクシーの運転手さんと韓国語で会話してるのを聞いてるのも面白くて、この旅で結構面白かったことの一つかも。いやあ、もう物怖じせず、どこでもガンガン喋るからな。びっくりだった。

もうホテル周辺は店がやってなかったので、ホテルでビールとチャミスルとチャンチュンドンハルモニチッというお店のテイクアウトのチョッパルを。サンチュにニンニクと玉ねぎとくるんで、スパイスの効いたタレに漬けて食べるのですが、すごい美味い。今回の旅、基本、全部従妹が自分の美味しいと思うものを食べさせてくれたのですが、全部美味くて、もうぐうの音も出ない感じでした。ちなみにチョッパルって、日本人を揶揄する時の隠語だったりもするらしい。

韓国

1日目

叔父さんの宿泊するホテルに泊めてもらってて、まずは朝飯を食いに行きました。トジュッコルでタラのスープ。

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牛骨のスープに棒鱈か身欠きにしんのようなタラが入ったスープでご飯がやキムチと一緒に食べます。優しいけど、しっかりした味。とても美味い。牛骨のスープにタラ、ってなかなか日本人の感覚にないですよね。平日の午前から繁盛してました。水キムチというのがあるのですが、これがまた美味い。

弘大がある学生街へ移動。実は叔父さんが韓国ドラマ好きでして、ユン・ソクホ監督の作品の資料があるFour Seasons Houseというところに行きました。『秋の童話』『冬のソナタ』『夏の香り』『春のワルツ』で四季ですね。僕は興味ないわけですが、併設のカフェの呼び出し用のが面白かった。日本のフードコートのと違ってカッコイイですよね。

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これ結構どこのカフェでも使われてるそうです。その後少しブラブラ。僕はBike Repair Shopというところで帽子を買いました。

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BEANPOLEってのが韓国では人気のブランドだそうで、そこのコンセプトショップみたいな感じなのかな。J.Crewで言うところのLiquor Shopみたいな。割とおしゃれな感じでした。その後、骨董品とか伝統工芸品とかある土産物街に移動。

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韓国の伝統刺繍ですね。

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このビル面白くて、韓国の現代工芸、古美術、アンティーク家具などが一つのビルに収まってて、趣味も値段もなかなか良いものが並んでます。土産物屋に並んでる骨董品みたいなのはなかなか難しいんだけど、ここに並んでるものは良いものだなって一目で分かる感じでした。買わんかったけどね。

さて、ここでテッマルチブという店に入りました。

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韓国の辛めの味噌汁を野菜とご飯と一緒にかき混ぜていただく。こういう食べ物はすごい好きです。飲み物は自家製マッコリ。ここのマッコリ、従妹も強烈にレコメンドしてて、確かにすごい美味かった。嫌な酸味がなくふくよかで発酵製品の心地良い味わい。

ここから少し古い町並みが残るエリアへ。gido potteryという従妹が好きだという陶器屋さんに連れていっていただく。

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シンプルでエレガントな器が並びます。当然、韓国の作家さんのもの。買いそうになるのを必死に堪える。この裏に古い町並みがあります。いわゆる美観地区として保護されている居住エリア。

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まだ食べます。ジンミシッタンでカンジャンケジャン。これがもう。

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子持ちのワタリガニの醤油漬けをムシャムシャシャブるのだが、生のカニの身が旨みギッシリで美味いったらなんの。極めつけはこれだ。

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カニの甲羅にご飯を乗せて、卵とあえて食べます。絶品でした。韓国の人すごいもの考えますね。

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南大門をブラブラ。屋台で5足10,000ウォンの靴下や30,000ウォンのソフトシェルのパンツを買いました。ぶっちゃけすごい安いわけでもないのですが、面白かった。

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この後、ミョンドンへ移動して、焼肉屋で叔父さんと飲みます。適当に入ったので、ここは美味くはなく、ただチャミスル飲みまくった。ただ、この後、帰る道すがら、結構飲んでて、あれ?と思ったら叔父さんが見当たらなくなってしまい。電話も繋がらず。仕方がないので、ホテルに戻って待ったのですが、ここでも従妹に大心配かける。夜は外気、-7度とかですからね。。。叔父さん帰って来た時にはほっと胸を撫で下ろしました。

2日目

叔父さんはこの早朝に日本に出発。ここからは従妹と2人で回ります。朝飯はホテルの近くに美味いお粥屋があるとのことで、ソゴンでアワビ粥。

アワビ粥

これ二日酔いには最高で、少しおじやっぽいんだけど、刻んだアワビにノリと卵、葱とごま油をかけていただきます。この後、どこ行く?という話で、美術館とか行ってたよなあという話をしたらLeeum Museumというところに連れていってもらえることに。

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地下鉄で向かったのですが、韓国はデジタル・サイネージがとても発達していて至る所にありました。スポーツ番組が見れたり、ニュースが見れたり、勿論、路線図やネット検索も。あと駅はシェルターを兼ねている。というか、戦時中なんですよね。軍服を来た若い子達も電車で普通に見かけます。

さて、Leeum Museum。こちらはSamsungが持っている美術館で、建築もとても面白い。

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伝統芸術、現代美術、そして企画展のエリアがあります。特に伝統芸術は、焼きものがすごくて、国宝級のものが、とても良い保存状態で残っています。企画展はちょうど杉本博司でした。杉本博司は著書も読んでて、ずっとガイドされっぱなしだったのですが、珍しくここだけ僕がガイドできましたw。

現な像
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この辺のエリアは本当にお洒落で。D&Department Seoulというのをたまたま見つけて入ってみました。

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ここで、Circus Boy Bandというところのプロダクトが気に入って、土産をお買い上げ。すげえ、ゆるいのだ。

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さて、昼飯ですが、そろそろ韓国料理じゃないものにするかということで、お洒落エリアなので、ブルガリア料理屋とか面白そうだから入ってみるかとなったのですが、やっぱりタッカンマリというのを食べたいということになり、東大門に向かいます。

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チンオッファハルメタでタッカンマリ。

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丸鶏の水炊きにジャガイモやトッポギが入ってます。これで2人で2,000ウォンほど。韓国の飲食店はオペレーションがシンプルで単品料理が多くて、席に座ったら自動的に料理出てきますみたいなところも多く、その代わり安い。飲んでも一人3,000円あれば美味いもの食えるというのと、高いものが美味いわけではない、って従妹も言ってました。

ホテルに荷物をピックアップに行って、Hotel Shin Shin併設のカフェでコーヒー。

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雰囲気良かったです。コーヒーも美味かったな。韓国、コーヒーが高いのですが、ここは割安でしたし、デザインホテルという感じのところで、印刷モノとかもかっこ良かった。ここから高速バスで従妹夫妻が暮らすスウォンへ。高速バスには充電設備がつけてあって、スマホの充電ができます。1時間ほどでスウォンに到着。バス移動かなり快適でした。

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新しく開発された街で、こういうマンションがたくさん並びます。一軒家なかった。

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家に荷物置かせてもらって、スウォンの中心街へ。

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マネキンちょっと面白かった。

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ここからスウォンの市場を回ります。

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ほら僕、こういうの好きじゃないですか。問屋街みたいな感じですよね。

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肉、魚、野菜、乾物、朝鮮人参。ところ狭しと食材が並びます。見てて面白かったですが、買い物はしないそう。やっぱり衛生面に問題があって、慣れてないとお腹壊すらしい。太刀魚がボーンと一本売ってたり、エイとかもあったな。後、犬の肉も売ってるそうで、この日は閉まってたんですが。ホント色々食べるよなあ、この国。

さて、韓国最後の食事はカルビの店に連れていっていただきました。ボンソンカルビというスウォンで有名なお店。

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カルビ、1人前、450gです。無茶苦茶美味い。味付きと味ついてないやつと両方ありましたが、味付きもすごい上品で、サンチュで味噌やニンニクなんかと一緒に食べて。カキのキムチやケジャンなんかもついばみつつ。

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1人前を半分に分けて冷麺も。お酒はビール飲んで、後は木苺のお酒をいただきました。甘いワインみたいな感じだけど、木苺の風味が良くて、美味しかった。

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デザートがわりに韓国の甘酒が出ました。韓国は辛い、酸っぱい、に加えて、結構甘いがあって、でも総じて上品ですよね。本当に美味いもの堪能した。

最後は家の近くのスーパーへ。楽しそうだなあと思ってたのですが、すごい楽しかった。全列くまなく解説していただきながら並んでいる商品見て来ました。

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フードコート。天ぷらとか鶏の唐揚げとか。

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こういうのもなんかダイナミックですよね。

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韓国のディスカウントは5+5、つまり5個買うと、5個もらえる、みたいなのが多いそうです。

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こういうものはアメリカナイズされてますよね。

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調味料とか、むこうのレトルト食材とか買い込み。いやあ、楽しみだ。

最後は家に戻って、会社から戻られた旦那さんとマッコリをいただきながら話す。ゆっくり話したのは今回初めてだったんだけど、韓国の食習慣の話から、こちらでの仕事の話、文化の話など色々できて楽しかった。僕も、で、おまえ結局何やってるんだ?という話を披露して来ました。宇宙天気の話とか、地震防災の話とか、焼きものの話とか、紅鮭の話とか。。。

まとめ

今回は従妹に本当にお世話になりました。ガキの頃からの付き合いで、学生時代は酒飲んだりもしてたし、社会人になってもよく話したし、結婚してからは久し振りにゆっくり話したけど、僕が足首折った時にドラゴンフルーツ持って見舞いに来てくれた、みたいな昔話にも華を咲かせ。親族の話したり。

ただ、やっぱり見知らぬ土地で生活するって、本当に大変なことだと思いました。結婚してすぐ韓国に来て、スウォンという街で、韓国語は全く喋れず。そこで一から語学学校通って勉強しつつ、暮らしを作って。旦那さんは7時出社22時退社が1年中のような会社だし、話聞いてて、たくましいなあ、というのが僕の正直な感想でした。色々、ここに到るまで難しかった話とかも聞いて、来た当初はインターネットも繋がらなくて、そこのカフェでWiFi繋いで、日本とLINEで連絡してた、なんてことも聞いて。

勿論、僕は観光客でしかなかったのですが、観光じゃない韓国の話を色々聞きました。政治的なこと、文化のこと、開発の話、貧富の差、極度の競争社会、そこで日本人として暮らすこと。全然わかってなかったなあという感じがしました。食ってただけだろ、って突っ込まれそうですが、本当に良い経験ができたと思います。勉強になった。

翌朝、早朝から空港まで送ってもらって、空港大混雑でゆっくりできなかったのですが、朝、このセーター高校生の時におばあちゃんに作ってもらったんだけど、今でも着ててって話してて、色々あるけど、同じ年の従妹いて良かったなあと、改めて思う訪問でもありました。

思う存分楽しんだ。ありがとうございました。

(2012-10-5)
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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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