
ニュージランド大使杯 – イベントとシステムズ・レジリエンス
今年も12月の最初の日曜日、稲城中央公園総合グラウンドで首都・三多摩両リーグ代表によるニュージーランド大使杯、選抜による稲城市市長杯、シニアによる首都三多摩OB杯が開催されました。大会の模様はFacebookページでご覧いただけます。
ニュージーランド大使杯(New Zealand Ambassador's Cup)
あんまりラグビー関係者以外には大使杯のことは話していないのですが、プレイヤー、スタッフ、観客含めると、300人規模くらいのイベントです。ニュージーランド大使館、稲城市などから来賓の方も来られますし、稲城ラグビー協会、スクラム釜石にも大変ご支援いただいています。
僕が大使杯に実行委員として関わるようになって3年目。今年は首都リーグからの実行委員長になりました。とは言え、先達が作ってくださった、緻密なマニュアルがあるんです。これがすごい。ただ、それでもやっぱり大変で。夏の終わりから毎月都内に集まって両リーグの定例の打ち合わせ。大会実施のために色々な方へのご連絡や書式の準備があり。徹夜で突っ込んで、当日は「お願いします」と「ありがとうございます」を言うのが僕の仕事と割りきって(実際そうなんですけども)、後はひたすら来たものを捌くことに集中してました。
話変わりますが、たまたま統計数理研究所というところを訪問する機会がありまして、そちらの丸山宏さんにシステムズ・レジリエンスという考え方を教えていただきました。いかに強固で堅牢なシステムを築いても、それを上回る何かがあれば、「想定外」となってしまう。ユレッジで今やってる防災の話とかとも、本当に結びつく話だけれども。自己治癒力というのを育てなくはいけない。
だからイベントもそうあるべきで、一人一人が自分がするべきことを考えて動いて、自分で考えて動けば良かったところも悪かったところも自分で気づくし、昨日も皆さんそういう風に一人一人で判断して動いてくださったお陰で、あの1日があったなあ、と思います。本当にありがとうございました。色々な人に感謝してます。
アフターマッチファンクションが終わって、空きっ腹に入れたビールで気持ちよくなりながら、稲城の夜空に「終わったー!」と叫ぶのが、最早毎年の僕の通過儀礼みたいになってます。あの時間は本当に清々しい。
今年も色々な方にお世話になりました。続いていく大会にしたいですね。
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加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)