2013/11/23

『輪土〈第3話〉奥会津への旅』 前田義生 瀬上昌子

今日はさっさと本読んで寝とくか、と思ったら、ちょうどたまたま今日少し『輪土』の話をしていて、最新号をまだ読んでなかったなあと思い出し、寝床で読み始めたら、まあ、読み切ってしまった。これとても好きな旅の本。今回はたまたま奥会津。福島、行ったことのない場所の数少ない一つだし、ちょうど良いなあと思って。

輪土〈第3話〉奥会津への旅
前田 義生 瀬上 昌子
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時に高校時代に僕に司馬遼太郎を薦められた人は、大概『峠』を薦められていたと思います。司馬遼太郎の小説で僕が一番好きな小説が『峠』。この本の旅の触れ方は、本当に良くて、とりあえず行ってしまう感じもとても好きだし、でもディテールがすごい丁寧に伝わってくるし、わかるなー(旅のテンションが)、と思いながら読んでました。そういやこないだ行ってた新潟は隣の県ですね。ここから旅への偏愛を語っても良いのだが。

一つ、とてもしっくり来たのが、「三島町生活工芸憲章」というもの。雪深い奥会津は古くから半農半工の地場産業が栄えた土地柄なんだそうです(うちにも赤べこがいます)。ネットでも検索すると出てくるから引用しても大丈夫だろうか。

一.家族や隣人が車座を組んで
一.身近な素材を使い
一.祖父の代から伝わる技術を活かし
一.生活の用から生まれる
一.いつわりのない本当のものを
一.みんなの生活の中で使えるものを
一.生きる喜びの表現として
一.真心をこめてつくり
一.それを生活の中で活用し
一.みずからの手で生活空間を構成する

仕事ってそうあるべきですよね。シビれた。仕事の本来的にあるべき姿ってこういうところにあるんじゃないかなと思うし、なんかとても良い言葉だと思いました。

今回もとても面白かった。

で、写真、なぜ味噌汁と写ってるかと申しますと、後ろの方で、エゴマ油となめこが紹介されてて、あー、そういや2日前のなめことエゴマの味噌汁まだ残ってたなあと。というわけで、冷蔵庫から引っ張り出して、味噌汁すすりながら、読後の余韻に浸っていたの図です。

本書でも「こづゆ」というのが紹介されてましたが、東北の汁物、美味いんだよなあ。雪の東北も行ってみたいものだ。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

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(2012-10-5)
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