2013/11/18

肉の話 – 小売のブランドってなんだろう

うちの近所の商店街には肉屋さんが二軒あって、何となくそのうちの一軒の肉屋さんでたまに買い物しています。言っても、スーパーでの買い物の方が多いんですけど。生姜焼きの肉買ったり、シウマイ買ったり、ジャンボメンチカツ買ったり。ちょっと良いものや店頭にないものは場合によっては、割といかついオジサンが肉包丁で肉塊から切り出してくれます。平たく言うと良い店、だし、僕が好きなタイプの店です。このお店には張り紙がしてあって、うちの肉は色変わりますけど味や品質は落ちませんので大丈夫的なことが書いてある。これ意味は類推できますよね。

一仕事を終えて、ステーキ焼くかとなりまして、その肉屋に行ったら、サーロインは出てて、でも高いなあと思ってモジモジしていたら、赤身が多いのと少ないのとどちらが良いと聞かれ。赤身が良いですと言ったらモモ(ランプ)ステーキを薦められました。

以下、先日、Facebookに書いたこと。

冷蔵庫から出した肉を、夏なら2時間、冬なら半日くらい、テーブルに放置。肉が人肌くらいになって、脂がじっとり溶け出すくらいになったら、良い香りがしてくるので、塩コショウでフライパンで焼く。ってだけなんだけど、これ外で食う肉と段違いに美味くて、最近、ガツンと食べるなら、ステーキは自分で焼くのが一番美味い、ということになっている。

今日は、一仕事終えたのでステーキ肉ガッツり頼んで、実は今晩のはステーキ肉切りだす前の端切れを半額で譲ってもらったんだけど、兄ちゃん、奮発するなら厨房入って自分で食べる肉見てけよ、とおっしゃる。厨房入れてもらって肉包丁で切る厚さ確認して、親父さんが肉塊から肉を切りだして、ちょうどよい脂になるように脂身削いでいくのを間近に見ながら、肉のこと教えてもらいました。

かなり強気に300g(Outbackのステーキがこれくらい)頼んだら、なんか見事に大分多めだった気がしますが(でも切るの立ち会ったので、商売うまいなと思った)、何回かに分けて食べました。ここで買ったスペアリブで肉骨茶作るとまた美味くてですね。

世の中には銘柄牛って多くあって、せっかくだからちょっと話題触れようと思うんだけど、食品の偽装が久し振りに話題になっているわけで、そもそも2000年代にも同じことやったよね、って思うんだけど、旅先で「あまり」肉を選ばないです。どっちかって言うと魚。勿論、銘柄牛とか美味いんだけど、地方に行っても良い値段がするし(それは悪いことではないのだが)、出張先では魚食うことの方が多いです。あとやっぱり美味しいんだけど、種類が限られていますよね。僕はラム肉が好きで、北海道のラム肉は最高に美味かったな。あれ、結局、冷凍しないと全然味違うんですよね。でもどこの牛肉が美味かったとか、豚肉が美味かったって言うののすごい突出して「これだけは」というのはないかも知れない。

先述の店のおじさんに軽く話ふられたので、真面目にやってる方としては迷惑ですよね、って返したのですが、そういうことが話題になってるから、逆にうちのお客さんちょっと増えたんだけど、ちょっと不本意だよな、とおっしゃってて。まあ、そうだろうなあとも思うし、でもそうやって昔のお客さんとかが戻って来ることも悪いことでもないと。

肉の話じゃないんだけど、新潟に出張に行った時に旅館でお品書き読んで少しびっくりしたことがあって。「〜産◯◯」みたいなのがお品書きにないんですね。新潟美味いものだらけで、決して名前に箔をつけられないわけじゃないんだけど、ああこここれで良いのだなと思って。

まあでも改めて考えると、商材の担保が生産者じゃなくて店に紐づくのって、それはミシュラン三星とかとはまた別の意味でとても良いことなのかも知れない。難しいんですけどね、Aのやり方が悪くて、Bのやり方が良い、って話じゃないから。特にインターネットとかでモノを売ろうと思うと、尚更だと思うんですけども。

この辺は少し僕の頭の交通整理をしないといけないと思うのだけれども、今日も帰り道、知り合いと商店街あるの良いですねえみたいな話してたんだけど、肉屋さんに昔のお客が少し戻って来たみたいなことがポツポツとでも全国的にあるんだとしたら、そこで少し静かに違う消費が生まれてるかもなあ、とか思ったんですけどね。

肉美味かった。

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