2013/9/16

自分と違うことをする

他人と違うことをするという話がよくあると思うのですが、それあんまり大事だと思っていなくて、自分と違うことをするのが大事だなあと最近思うことがありまして。こういう時、料理の話を出すのが最近楽で楽で、というわけで料理の話をしますが。僕、延々と自炊しているのですが、あんまり同じ料理作ってないと思います。これ、以前、知人の料理人の方に、修行時代、365日賄い毎日違うもの作るというのをやっていた、という話をうかがっていて、そうすると料理うまくなるんだなあと思って。とは言え、料理に関しては、あんまり意識することもなく、違うもの作った方が楽しいよなあ、くらいの按配でやってます。たまに美味いと思ったものはリピートしますが。あと、やきもち坂食堂は接待なので、ある程度、鉄板で出せるものに固めます。

仕事もそうなんじゃないかなあと思っていて、自分と違うことをするというのは大事だろうと。自分を変える、みたいなおおごとじゃなくて、昨日の自分と違うことをする。前の仕事の自分と違うことをする。なまじモノ作りに携わっていることもあり、そういうの大事なんじゃないかなあと思います。

じゃないと、自分に飽きる。

例えば、ろくろを回す人だって、毎回個展のテーマ変えて、違う作品作りするわけですよね。うちのクライアントは「ライブだ」っておっしゃってましたから、もっとそうだけど。同じことを淡々とやることには勿論成長はあると思うんですけど、例えば、「仕事は一通り覚えたので後は精度を上げるだけ」みたいな話になっちゃうの危ないというか、僕みたいに最後まで何となく現場いたいなあと思っている人には向かないと思うんですよね。

WEBの受託の仕事も言ってしまえば単純作業。与件があって、要件定義があって、デザインがあって、制作があって、メンテナンスがあって。そういうのをうちとか延々とやってるわけですが、事業をガラリと転換するとかではなく、うちに必要な変化は、前回の自分と違うことをすること。良く言うと、レバレッジを利かす部分を極力減らすこと。勿論、雛形的なものはあるし、ノウハウもあるんだけど、新しいことと言わずとも、なんか違うことできると良いですよね。

なんか、毎日同じことやってるなあとか、前と似たようなことやってるなあみたいなことは、モチベーション湧かないとか言ったところで、違うことやらないと解消されないと思うんですよね。

僕を鑑みると、同じことやってるなあと思う部分と、違うことやってるなあと思う部分とあるし、そういうのは素材とか、道具とか、場所とかにも拠ると思うんですけど、自分と違うことをする、ということをやっていかないと僕みたいなのは成長しないだろうなと。逆に他人と同じことをする、というのは自分と違うことである限り、大いにやれば良いと思っていて、そんな誰も手をつけてないような素っ頓狂なことなんて世の中にそんなにないし、全然、自分の手の届かない範囲のことをやろうと思っても、今すぐにはできないので、真似るところは真似れば良いし、かぶるところはかぶってよい。

maricoさんと1年くらいヘンプのワークショップ、何度かやってますが、ああいうのも、あんまり前回と同じでした、というのはやりたくないかなあと思ってて、毎回何となく新しいお膳立てしていただいてる部分ありつつ、自分で前回の自分と違うことをやっていかないと、ワークショップには飽きずとも、そこに関わってる自分に飽きると思うんですよね。他の仕事やプロジェクト、活動に関しても多分そう。ルーティンにしつつ、そこで稼いだ分で違うことを乗せてかないと。

「やりたいことをやりたいようにやるための仕組み」というのは「同じことを同じようにやるための仕組み」ではなくて、むしろ、後者の方がレバレッジ効くし、ビジネスとしてスケールするのかも知れないですけど、なんかやっぱり、自分と違うことする、ということ自体を続けていけるようになりたい。器用貧乏が最良って言ってるわけでもないし、勿論、コンサルタントします、という話でもないです。

まあなんか、でも今回みたいな話が成立する人が、概ね仕事楽しい、って言ってる気がする。雰囲気。

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