2013/9/13

ユレッジ Phase 2

ユレッジのリリースが4月でしたから、その前に3ヶ月ほどの準備期間はありましたが(まあ3ヶ月で始めちゃったんだよな、そもそも)、5月、6月、7月、8月、そして9月と、今月で半年を迎えることになります。本当にあっという間。1ページで企画まとめて、4人チームで走って、それぞれが得意な分野を受け持ってもらって、ある意味、フリーランスの醍醐味を実感できるプロジェクトでしたし、ETとしても1年目のビッグプロジェクトでした。

色々な人のお世話になりました。寄稿いただいた方は元より、連携してくださったBlabo、ブレーンのような仲間たちには相談したし、ユレッジを始めることで生まれた新しい繋がりもあります。色々なところに話を持って行って、うまくいかなかったり、帳尻が合わないこともあったけど、色々なトライアルができて、そのトライアルによって、また新しい指針も生まれた。

さて、次の半年ですが。

次の半年、続けられるかどうか否か一番ビクビクしていたのは多分、僕なんですが、むこう半年で考えているのは「最終回を迎えたい」ということです。これ、プロジェクトをクロージングするということを意味するわけではなくてですね。

旅先で(確か多治見かな)、話題の『あまちゃん』が震災の日を迎えるということだったので、それまで観てなかったんですが、気になったので観てみたのです。ご存知、宮藤官九郎の脚本で、勿論そこに至る文脈を踏まえられていない僕は、「表現の手法」を観ることしかできなかったのですが、しかし、とどのつまり、そういうことなんだろうと思うんですよね。1年というクールがあって、そこまでの物語であるがゆえに、描けるものがあるというか。

ユレッジは、特に僕が担当している「Think Like A Bird」は、この半年、ひたすら拡張を考えて来ました。こういう可能性もある、ああいう可能性もある、ということの提示です。色々な場所に、色々な接点があるはずで、色々な咀嚼の仕方や、検証の方法、進むべき道筋がある。ただ、10年、20年、ずっと拡張を志向することを続けていくのか、それもちょっと違う気がします。であるのならば、一度話を収斂させなければいけない。それが次の半年の僕のスタンスです。

今年の4月から来年の3月まで1年かけて作ったものが、10年20年先に参照し得るコンテクストとして「一式」にできるのか。そういうことを考えながら進めていきたいと考えています。

そのためには。ここからは、今、フルコミットされているプロジェクトが、比較的、防災に近いもの、防災が動機の一つとなっているもの、防災を目的に含むもの、という視点を設けて、防災の知見や意識が、具体的なアクティビティにどのように落とし込まれているのか、そういうものを教えていただけるような寄稿コーナー、という色を強くしていきたいと思います。引き続きJ-SHISとも連携しつつ、防災のアウトリーチに取り組みます。ただ、そこまで、ではなくて、何かしら人が防災にコミットメントを持ち得ること、そういうロールの提示ができれば、以前、書いた「アウトリーチ – 欠如モデルからプロジェクトモデルへ」の中腹、「Activity Based Discussion」のフェイズに近づけるのかなと。

ユレッジが扱えるのは今のところ「情報」で、防災のビッグビジネスを育てるようなアイデアはないし、そもそもETにはそういう体力もリソースもない。という時に、防災のプロジェクトを向こう半年続けるというのは、繰り返しになりますが、10年20年先に参照し得るコンテクストとして「一式」にできるのか、というところじゃないかと思います。

色々やりたいことあって、次のスタートのコンセンサス作れるまで、スタート切りたくてうずうずしていたのですが、ようやく、どうにか、ここから。

引き続きユレッジを宜しくお願いします。

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