
料理本考 : どういう本を買うかという話
ええと、レシピ見ながら料理は作らない、と言いつつも、料理本は結構買ってしまいます。読み物として普通に面白いんですよねえ。雑誌とか読んでるより息抜きになったりしますし。というわけで、今回は、レシピ見ながら料理は作らないのなら、どういう料理本を買っているのかというのを整理してみたいと思います。当然、甚だセレクトは素人目線ということをご承知おきつつ、読んでみてください。
一つの料理にフォーカスしたもの
ある料理にフォーカスして、バリエーションを提示している本は、おおこういうことも考えられるのか、という風に結構頭の体操になって面白いです。
東京書籍
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お粥の本です。一口にお粥と言っても色々あるなあという感じで楽しめます。
こちらはご飯と汁をセットで。こういうのも色々あるなあという感じがします。
食材へのフォーカスが強いもの
これは僕の料理の基本的なやり方にも紐づくんですが、今日これ買ったからどうしよう、というのが起点になるので、食材への執着が強い本は刺激されます。
これ読み応えあります。あと食材にこだわり抜く感じじゃなくて、これくらいで良いですよね、という匙加減も良いです。
高橋書店
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これ結構売れてるみたいですが、野菜縛りなのが制約があって考え易い。
科学もの
あと、読み物としては科学ものも良いですよ。へえ、そういうことなんですね、ってロジックで理解できたりするので。
オライリージャパン
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洋書なので拾い読みしてます。
楽工社
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楽工社
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店頭で見かけます。今、Amazonレビュー見たら、「定年を迎えたコックですが勉強になりました」、ってコメントがあって、泣ける。
網羅的なやつ
これは最近、少しそういうのが読んでみたいと思って、仕入れました。
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世界文化社
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特にアラン・デュカスさんのやつは、ああシンプルでもこういう風にすれば美味くなるのね、みたいなのがイメージできて良かったです。料理は趣味なので、料理の基本を覚える、みたいなつもりはさらさらないので、なんか工夫のメカニズムみたいなのだけ読み取れれば良い。
僕のお薦めはこんな感じです!美味しいレシピを知りたかったら、今は迷わずクックパッドだと思うんですが、読み物として料理本を楽しめる人には、良いと思います。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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100円
フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)