『藝術と環境のねじれ―日本画の景色観としての盆景性』 早川陽
清水弘文堂書房
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最近、写真の展示とかをする機会もいただいて、なんかここらでもう一度そういうこと考えるのに良い本ないかなあと思って、清水弘文堂のサイトを眺めていて、見つけました。大体、美術よくわかってないし、美術史もわかってないし、日本画もわかってないんですが、ようは複数の観察の視点を一枚の平面に盛り込む時に、さてどうするか、って話だなあと思いました。前に書いた和辻哲郎の『風土』みたいな空間的理解を対象物にどう落としこむかって話とも共通項がなくはない、という印象もありました。そう言えば、こないだ、陶芸家のクライアントの仕事場を見せていただいたのですが、ああいうのもなんつうか盆景というか、風景じゃないから違うんだけど、自分が撮って帰って来た写真良くなかったからあれなんだが、最近の読書で、こう平面的に対象物を理解する時って、環境から捉えた空間的理解と、対象物そのものが抱える文脈と、あんのかな、とか思いました。とりあえず著者の絵を観てみたいですね。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)