2013/7/16

出張考 – というか出張前後考

さてはて、この連休はしっかりお休みをいただきまして、最初の2日は完全休み、 今日は飲んだ起き抜けの勢いでブログ書いた後、期日前投票に行って、境木地蔵尊で空を見上げて、仕事に戻り、夕方、一仕切捌き終えて、ベランダでコーヒー。飯を食ってから、出張中に依頼したいパートナーへの仕事の下ごしらえなどをしつつ、今に至ります。ソーシャルメディアでも数週間前から出張行きますよー、と言い始め、そっちはそっちで出張行くんだがと色々な人に連絡を取り始め。なぜこんなオオゴトにする必要が有るのか、出張。

つまりオオゴトだってことですね、出張。

僕が出張出るようになったのは多分昨年くらいからだと思います。それまでは地方の訪問はほぼ旅行。行くのは岡山県の伊部とか(でも通算まだ2回とかですし、今回も行くけど)限られた場所だけ。クライアントのいるところ。地方行っても、何か話作ってきますよね、と最近じゃ言われることも増えましたけど、それって僕のキャリアの中じゃ本当に最近のことです。急にやり出した感じ。今じゃ、行くって言うと、あいつ、本当に行くぞ、みたいになってるけど。

これにはきっかけがあり。

恐らく震災の後からです。僕が地方に行くようになったのは。大潟村にお声がけいただいたり、石巻に友人に会いに出かけたり、でもそれくらいからです。それまで出張って「憧れ」でしたし、「出張いいなー、うち全然ないからなー」って言ってたし、一人旅とかも全然できなかったし、フリーランス仲間でも地方に仕事ある人は羨ましかったし、という。

これは色々岐路があるんですが、まず1つ目は僕は震災前は今より格段一人で仕事やるウエイトが大きかったということです。今でもそんなに大きくはないけど、それでも雲泥の差。だから、僕が仕事できる状態にないと当時のExperience Transportersは動かなくて、つまり止まるということですね。

で逆に言えるのは、震災後は是が非でも必要があれば行かないといけないと思った、というのがあります。それもまあ少しずつでしたけども。で、少しずつ、一人で動きまわる経験則がついて来て、かつ、パートナーと協力しながら仕事を回すことも増えて、熊本行くだ、さて、石巻、次は福岡、今度は島根、とかだんだん味をしめていくわけですね、こいつ。

今回だって、短期で納品依頼したかったのが、発注の連絡をしたらちょっと作業がどうにも出張にかぶっちゃうクライアントにはご不便をおかけしつつ調整していただきましたし、長期で進めている案件は、このタイミングでパートナーへ外注する部分と噛みあわせてロス減らしてたりしますし、短期決戦できる仕事はこの数週間でガン詰めで仕上げて来ましたし、仕事道具は持って行くんだけども。

こないだの東北だって、平泉観光しながら、公開前のユレッジの詰めの連絡仲間とFacebookでしながら街歩きしてましたし。

1泊2日の出張だったら何とかなるけど、会議して終了って言うより、現地のコミュニティ教えてもらったり、風土覚えて来たり、疎遠になってる友人知人と親睦深めたり、とかやるとやっぱり2泊3日、3泊4日の出張になるというのが最近の傾向で。どうせ行くならって言うのあるし、動けばなんかできるんじゃないかなあ、という既視感みたいなものもここ数年で大分ついてきたし。ある意味での自信みたいなもんですね、そこは。

という時に、一番わかり易い解決法は人雇うってことだと思うんだけど、経済的、経営面でのリソース不足ってのあるし、あと、単純にそういうの割と人増やすのに不純な動機もするし、その辺は中長期的に考え続けないといけない課題なんですけど、今のところ予定はないです。

フリーランスは体が資本、って言うけど、それ健康面だけじゃないんですよね。体力面だけでもない。「いざ、という時に、その期間だけは、いざ、効かないかも知れません」ってことなので、やっぱりオオゴトなんだと思うんです。仮にその出張で実害が生まれないとしても。

それは同時に行くならやり切ろうって言う僕のモチベーションにもなるし、僕の出張半分くらい観光みたいなものなので楽しいし、ただ、いつも思うのは、出張そのものが成功か、って言うより、出張の前後期間含めて、きちんと仕事できたか、ってことだと思うんですよね。じゃないと次行くのやっぱり逡巡するべきなんだろうと思うんです、今の体制では。まあ逆に前後だけは、ちゃんとやろうって話でもあるんですけど。

というわけで、明日明後日しっかり詰めて出ようとエンジンかけ直しているところです。

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