
『考える人』は本当に面白い
僕、日本の雑誌で、これが圧倒的に好きなんですよね。現状唯一定期購読している雑誌。一番面白いと思っている雑誌。
前回の特集は「小林秀雄 最後の日々」。
今回の特集は「数学は美しいか」。
この雑誌の良いところは平たく言うと、良心があるというか、哲学とか思想とか扱う割に、あんまり無責任なことやらないというか、押し付けがましくないというか、バランスが良いところだと思います。だから僕も議論のなんたらを追従しようとかではなく、「読みもの」として読める。さっき、数学特集読み終わったんですけど、例えば、『博士の愛した数式』とか『天地明察』とか、小説の世界でも、数学への興味って物語に結びつくような作品もチラホラ出て来てますよね。
円城塔さんのインタビューも良かったし、森田真夫さんの書いた「数学と情緒」って岡潔さんに関する論説面白かったです。その後調べたんだけど、この本、面白そうだ。
光文社
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で、もう一冊、小林秀雄と岡潔の対談も見つけました。おれも注文した。
で、なんかレビュー書こうかと思ったのですが、取材にあたった、山本貴光さんという人の振り返りが、一番特集の魅力伝わるなと思ったので掲載。
兎にも角にも、数学って、広範で、僕みたいな「大の数学嫌いにして数学大苦手」な人間でも、数学から逃れられないみたいなんですよね、世の中。そういう時にむしろ数学的世界観の広がりを見せてくれるという意味で、僕は結構興味深く読めたのでした。という感じ。
さて、これから今度は科学の時間ですよ。
I’m a 文系。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)