2013/5/27

「【本能系女子。】」@粋場に行って来た

知り合い2人がイベントをやるというので、この週末行って来ました。ちはるさんとゆうさんのトークセッションでした。ちはるさんには先週末の福岡訪問でもお世話になっており、屠殺ワークショップの話などを。ゆうさんはお久しぶりでしたが料理を作りながらのカウチサーフィンの話などを。まあ、なかなか聞けない話である。ちはるさんが絞めた鶏をゆうさんが料理してくれて、五目おにぎりと玉ねぎのスープだったんだけど、おにぎりは山椒が効いていて、スープは極めて濃厚で、美味かった。

話を全部追っていってもしょうがないので、考えたことを少々。

お金の話

畠山 千春 – 「見えやすくする、触れやすくする、慈しみやすくする」 – ET Luv.Lab.

「私はお金が中心の世界からそろそろ降りたいなと。もうレースにはついていけないんですよ。見えてるゴールがあまりにも残念すぎるというか、全く私が望んでないものなんですよね。私はもっと等身大で人間らしく生きたいし。」

以前、ちはるさんにインタビューした時に言っていた、このことが結構今回のテーマの一つかなあと思ったんですけど、先週末の訪問でも「お金にお金以上の意味を持たせない」みたいなことを言っていて、その辺の感覚がすごく重要になってくるのかなと思うんですよね。

僕自身の感覚としては、お金を稼ぐことは相変わらず好きだし、まあじゃあお金を稼ぐために仕事しているのかというと、ある部分では勿論そうで、一方でお金を稼がない仕事というのも割とたくさんやっている方だと思っていて、それは必ずしも、社会を良くしたいとか、社会問題を解決したいとかいう話ではない。

仕事って結局、どうやって人にコミットするかの手段の一つだと思っていて、その上で、僕がやりたいことのためにはまだまだお金必要だし、それを続けていくためにもお金必要だし、とは言え、そんなにすごく稼ぐ必要もないし、稼ぐために自分のやりたいことを曲げるつもりもないし、その辺は結構どの按配で勝負するかみたいなことなのかとも思いました。

やりたい仕事とか生き方の話

そうそう、もう一つ。昨日ひとかた学生さんが来てて、その子と話したのも結構貴重だった。ちょうど就職活動のタイミングで「そういう生き方をするにはどうすれば良いのか悩んでいる」というようなことだったように思います。まああんだけ濃い話しされたら、そうもなるわなというところ。

自分自身を振り返ると「仕事がしたい」だけだったですよね。「自分の理想の仕事」とかなかったし。会社が合う合わないとか、職種が合う合わないとかはあると思うんだけど、そうじゃなくて、仕事がどうあるべきかというのは、その姿形を思い浮かべて実現の方法を探すって言うより、仕事しながら作っていくものかなあと思います。これなかなか仕事する前、伝わりづらいと思うんだけど。

存外、「こういう風になりたい」と思うと、「秘境にこもって仙人になる」みたいに考えがちなんだけど、どっちかというと、極めて緩やかなシフトなんだろうと思うんですよね。ある程度、安定性が確保できている状態で、時間をかけて一つずつ、自分がやりたい方へ、軸足をずらすというか。実は突飛なことをやってるなって感じる人ほど、すごくリスクヘッジを丁寧にしながら、一般的なところから、普通の人があまりやらないところへ徐々にシフトしている。そういうプロセスに気づくと良いんだろうなあと思いました。

まとめ

だから、「本能」って、多分そういう文脈は勿論あるんだけど、一方で、「大人として」それが何を意味するかって、今回は結構この辺りがトピックだったんじゃないかなあと思います。こういう話聞いて「自分どうなの?」っていうのはまあ考えるところだとは思ってて、ただ実はこういうことに関しては、自分のやり方を割と僕は信用していて、ただ、二人とも楽しそうだよなあとは思いますよね。

なかなか面白い一夜でした。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

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