2013/3/3

ソーシャル・グッド その2

去年の秋くらいからですかね、地元の方じゃ東京と違う仕事したいなあと思って、一つ考えてみたいと思ったのが、社会起業的な人との付き合いだったのですが(僕が社会起業するとかじゃなく)。割と出会いには恵まれていたなあと思います。先日、ソーシャル・グッドって話を書きましたが、そこの辺りもうちょっと整理して考えてみたいなあと。

プロボノ

よく言う話は僕はプロボノはしないってことですね。プロボノ悪いって言ってるんじゃなくて。自分のスキルを社会のために活かしたい、みたいな動機であれば、自分でやりたいことやってた方が基本良いなーと思うので。ただ、友人のNPOもプロの人にWEBとかやってもらって時間はかけたけど(アフター5とかになっちゃいますものね)、おかげさまで良いものができました的なことになったそうですし、例えば東北なんかでも、うまいこと会社員の人が週末の時間は潰れるんだけど、最低限の経費、助成金やスポンサーから補填しながら、動いてるのとか聞きましたし。

NPO・社会起業

後述するけど、多分ここ一番大変。社会貢献、みたいなことを事業、しかもメインの事業としてやるから。話し聞いてても、かなり身を削ってるなーと思うし、身を粉にしてるなーと思うし、僕とかが楽しいですねー、で済ませられない現実があったりする。社会のために良いことをしながらビジネスで稼ぐ、みたいな話って、一見とっても綺麗な話に聞こえますけど、あの、多分、そんなうまく回ってる話多くないです。日本全国見渡しても、ほんと一握りじゃないか。皆カツカツに近い感じでやっているし、若者が安易に夢描いてるとそれはそれで大変なことになる。

フリーランス

別にフリーランスって社会貢献のための業態じゃないんですが。ただ、例えば、自分が普段プロとして業務委託している仕事のリソースやスキルを活用して震災以降プロジェクトを走らせたフリーランスの先輩の話も聞いたりしたし、まあ僕もよくわかんない感じで、儲からなそうなプロジェクトたまにやってて、あれどうやって仕事しているの?って聞かれるけど、そう見えるものは、大概、儲かってないですw。ただそれを仕事としてハンドルできるのがフリーランスの強みな気がして、逆に言うと、ある閾値超えると「働けば働くほど儲かる」って仕事ではなくなって来て、少なくとも僕は基本的にそういう感じがしていて、来た分の仕事しかできないので、自分の畑をきちんと回しながら、他の仕事にも首突っ込めるみたいなのは便利な点じゃないかなあと思います。

例えば、たまあに手伝ってる(最近、サボリ気味)えと菜園とかも、基本はフリーランスの業態に近かったりするんですよね。今のところ、熊本の有機野菜を販売するということと、生活保護の方の就労を支援するというところは、切り分けられていて、勿論、一事業体でやっているから、シナジーもあるし、一つの事業なんだけど、生活保護の方の就労を支援することで収益を上げているっていうよりは、熊本の有機野菜の販売をする、って部分をきちんと回すことによって全体を成り立たせている。

一方でやっぱり茨の道だなあと思うのが、NPO・社会起業の部分で、だからその事業で社会問題に取り組むということと、事業で収益を上げるということが、切り分けられてないんですよね。僕は割とずるい人なので、稼ぐところと稼がないところが切り分けられた方が楽じゃないか、とか思っちゃうんだけど、久しく語られてきた社会起業のメソッドって先述した「社会のために良いことをしながらビジネスで稼ぐ」ってロジックで、それ結構成立させるの難しいなあという感じが改めてしてます。

こないだFacebookに書いたけど、ナイチンゲールかビル・ゲイツか、みたいな話って厳しいなと。どういうことかというと:

お金を稼いでからお金にならないことやろうという話と、お金稼げないけどお金にならないことやろうという話とあったとして、一番サステイナブルなのは、お金にならないこともなることもごっちゃにしてしまえ、ってことじゃないかと思った。乱暴w。

でごっちゃにするとは言ったものの、多分、儲かる部分と儲からない部分は一旦切り分けて、その上で並列的に処理してあげるのが一番やりやすい。これ一致させるの、なんか、なんとか・オブ・エクセレンスの世界で、満塁ホームラン打たないといけないみたいな勝負になっちゃうと思うんですよね。

みたいなことを2月に動き回りながら考えておりました。

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