2013/2/13

アメリカの決済事情とGAPのくじ引きクーポン

こないだ、 @taromatsumura が遊びに来ていた時に、Squareの話を聞きました。あのiPhoneにさして、ピピっとやるやつですね。割と未来感あるし、普及するのは随分先なのかなあと思っていたのですが、割と普通にもう使われているそうです。まあサンフランシスコとか一番早いと言えば早いのだろうけど。

Square Register – Accept credit card payments on your mobile phone or iPad

カッコイイですよね、何はともあれ。合わせて、Starbucksのオートチャージの話も聞きまして、Geo-Fencingとかあんまり気にしていなかったんですけど、確かに面白い気がします。出退勤の管理とかにも使えるんですね、なるほどなるほど。ICカード要らなくなるね。

別口で今日、AMEXがTwitterでつぶやくだけでモノが買えるようにしたよ、って話を読みました。

米 American Express、ツイートでモノが買えるサービスを開始。Kindle Fire HD や Xbox 360、ギフトカードなど – Engadget Japanese

決済便利にしたら、たくさん買ってもらえるよね、という話じゃなくて、どちらかというと、プロモーションです、ということですね。というか、この辺りの決済の障壁を下げる動きって、最終的には生活者向けなのかも知れないですけど、基本的には決済は法人向けサービスで、その競争の中で差別化要因を作っていこうって動きなのかなあと思います。

一方で。

去年ちょっと気になったのが、日本のGAPの店頭でたまにやっていた、くじ引きクーポン。前からやってたのかもだけど、たまたま去年気になりまして。あれ確か三段階くらいでクーポンに値引き率が書いてあって、10%、20%、50%とかだったと思うんですけど、レジ行って支払い済みのクーポンの山覗いたら、ほぼ50%しかなかったんですよ。ああそうだよなあと。

ここからかなり憶測ですけど、多分、一回で50%出なかった人は、もう一回時間空けて行くんだと思うんですよね。で、更に出なかった人はもう一回行くんだと思うんです。で、もしかすると、同じ人に同じ日に引くのは気が引けるからとか、ありそうじゃないですか。

と考えると、ゲーミフィケーションという言葉を使った時に、あれ、何%の割引を引き当てるかってゲームじゃないんじゃないかなあと。50%に辿り着くまでにどういう手間を払うかってゲームなんじゃないかなあと。

そうするとだから、50%値引きされてるから、っていうより、50%値引きさせたから、ってのが購買動機になるのかもなと。これ同じ50%セールやるにしても意味違うんじゃないのかなあと。それでGAPが成功しているかどうか、ということは知らないんですけど、クーポン引くということで障壁下げてるってより、むしろクーポン引くというシステムで障壁上げてますよね。プラス、これリアル店舗でやるからこそ意味がある。人の訪問回数増えるかも知れないし、店頭でクーポン引いてる様子に釣られる人もいるかも知れないし。

なので、アメリカのどんどん障壁が下がっていく話を聞いてたら、意外と逆のことやってるところもあるなと気付いたのでした。なんかそういうの両輪でおさえておきたいですね。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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