2013/2/8

事業をやらないという選択肢

世の中的に割と、会社を作る、ということと、事業を起こす、ということはしばしばイコールと捉えられているところがあるんじゃないかと思うんですが。事業を起こすってのは、だから起業家ってことですよね。僕、多分、起業家じゃないです。

例えば、WEB制作をやっている時に、ETはWEB制作事業をやっているかって言うと、事業というほどのことでもないんじゃないかなあと思います。

企業で言うところの事業概要って、ETのWEBで言うところの、ETのできることに該当するんだと思うんですけど、これ、事業概要じゃなくて、純然たる「ETのできること」ってことじゃないかなあと思うんですよね。

だから強いて言うならば、ETの事業ってETで(禅問答みたいだな)、タグラインの「The Incentive Engine」っていうところだけ何となく掲げてあって、プロジェクトベースで物事が進んでいくほうがナチュラルな感じがします。

おそらく事業を作って収益が上がるようにして儲かります、みたいなのがわかりやすい成功の形なんだと思うんですけど、なんかね、未来永劫とは言わないんですけど、あんまり今のところ興味ないんです、そういうことに。

むしろ、プロジェクトベースで、主力事業に束縛されずに色々なことに首突っ込めるということを、ETという事業の強みにしたくて、割と色々やりたいですし、割と飽きっぽいですし、割と自分が仕事楽しめる状態にないと稼げるイメージ湧かないんですよね。

別に稼ぎたくないわけじゃないのです。むしろ、仕事好きですし、稼ぐの好きですし。

ただ、プロジェクトベースって短距離走の連続ってわけでもなくて、確かに僕の一つ一つの仕事自体は比較的、短い期間で納める仕事が多いですけど、というかさっきも特急対応一本やってたのですが、そこで生まれるクライアントやパートナーとの関係性って言うのは、長く続けていくものですし、今ここで短距離走りきったことが後々新しいレースに繋がってく、みたいなことがすごい多いです。本当に多い。しばしば色々なものが交錯して、時が経ってはたと気がついたら全然違うものが始まっている。

なんかこう0を1にするのって本当に難しくて、ただ、プロジェクトベースで色々0からやってみると、0.1とか0.2くらいになっていることはあって、それ今になって気がつくと1になっていたりして、じゃあ動かすか、みたいなこと結構あるんですよね。そういうの楽しいです。割とフリーランス長くやって来たことの役得かなあとも思います。

だから、多分今後もETとしてビジネスプランを作って、とかいうことも多分あまり考えづらくて、そういう頭はプロジェクトごとに使っていきたいんですよね。そっちの方が色々なことで色々な人と色々に付き合える気がしていて。

まあだから今自分の日々の行動に、完全に「事業」って概念がない気がしています、みたいなことを思った夜更け。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

是非、フォローしてください!
Twitter / Instagram

(2012-10-5)
売り上げランキング: 14,705
100円

関連する記事