2013/1/6

スモールビジネスにおけるスポンサーシップの広報効果

夏に友人がやってる広報会議って業界誌になるのかな、『変わるBtoB企業の広報』って言うのが気になって買ったんですけど、読んでみたら「スポンサーシップの広報効果」って言うのが気になり出しまして。当然、雑誌で特集されているのは、有名企業ないし大企業の事例なんですけど。

でまあ、そこはクライアントにスポンサーの提案とかするような仕事はしてないんですけど、ちょっと会社作るタイミングだったし、自分でやってみたいなあ、うずうずとなっていたんですね。で去年、何度か紹介しましたが、ニュージーランド大使杯とTEDxKeioSFCというのを少額スポンサードしてみました。ホント、少額ね。で、その成果を少しまとめておきます。

露出

具体的には、ニュージーランド大使杯ではパンフレットとFacebookページでの紹介、TEDxKeioSFCでは公式Webサイトへの掲載、というのがありました。で、WEBサイトへのアクセスが増えたかというと、そこそこって感じです。ニッチワードでスポンサー費用でAdWords回して、トントンよりちょっと良い、くらいのイメージですかね。ただ、むしろ、ETとしてニュージーランド大使杯があるよ!とか、TEDxKeioSFC行くよ、というのはWEB上でもアテンション取れてて、そっちは大分アクセスあった感じです。

チャネル

僕がラグビー畑にコミットしているのは去年に始まったことではなくて、色々仕事とかに実際に結びついている話なので、継続的にやることは多分大事。で、TEDの方ですが、これはまず、母校の現役の学生に話通せるチャネルが、ラグビーの後輩以外にできた、というのがまず一つ。それから、日本の他のTEDxのコミュニティに関わる人に人達に話通せるチャネルが増えた、というのがもう一つ。本当は多分、一応登壇者の方にもご挨拶できたのかも知れませんが、なんかあんま出してないしなーと怯んでしなかったのですが、まあそれなくしても価値あった。

ネットワーク

んで、横の広がりってのも偶発的にありましたね。たまたま、他のスポンサーやっているラグビーの大先輩と当日ご一緒させていただいて、色々お話うかがったり、当日いらしてた方を紹介いただいたり。他にも久し振りに会う人に、面白い仲間紹介してもらえたりしましたから、収穫ありです。意外と、ラグビー仲間に仕事仲間紹介してもらうような機会ってあんまりないんですよ。それこそチャネルが違うので。だから別の切り口で、今回はTEDって切り口なんだけど、これまでのネットワークが違った意味持ったりするなあと。

レスポンス

例えば、今回のスポンサードのKPIを、WEBサイトからの問い合わせ、とかで見るなら多分失敗。ただ、上記のように蓄えたもの、ある意味でのスポンサードによる資産形成みたいに考えると大いにレスポンスはあったと見れて、まあなんか後輩っぽい子も増えたし、少なからず今後もコミュニケーション取ることあるだろうし、運営母体ともそれぞれそれなりに良い関係性作れたということになるのかなあと思います。今回つまり、「ラグビー界隈」と「母校の若い子」というのをそれぞれスポンサーして、そこにある一定のプレゼンスを、ETとして確保できたことが大きい。

まあ後はこれを継続していくことにどんな意味があるかでしょうね。年に1回少額出す、って話なのか、何らかのコミットメントをもう少し利かすのか、値段が上がるのか、何かうちから供与するのかとか。別に年を追うごとにグレードアップしていきましょう、とかも思わないので、上に挙げたようなこと、以外のことが見えてくるようになるには、今回単発の定点観測してますから、もう少し時間軸での経過観察が必要だと思います。

今、本当に色々なやり方があると思っていて、例えばクラウドファンディングやってみるとかもそうかも知れないし、なんかプロダクト作るとかもそうかも知れないし(チームラボとか上手いですよね)、お金を用意して渡す、って以外にも、色々な広報効果にキックバックできる施策があると思うんですけど、おそらく僕に取って「スポンサーシップの広報効果」というのは「スポンサーシップの営業効果」ということに近しくて、だから新規営業らしいことは酒飲んで歩いているくらいしかしてません、って言ってるわけで、それとスポンサーすることと天秤乗せたら、効率はむしろ良いとも言えそうです。

なんでもやってみるもんだなー(と割と毎日思っている今日この頃)。

追記:
そうだそうだ、忘れてましたが、「何らかのコミットメントを利かす」ってのは既に大分大事で、ニュージーランド大使杯は僕大いに運営に関わってますし、TEDxKeioSFCはスポンサー委員さんと食事した時に一緒にどうやったらスポンサー契約取れるか一緒に考えたりしていて、多分そういうことしてないと、今回の意味はもうちょっと薄くなっていたかなあとも思います。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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