
えと菜園と小島希世子
今日、Eテレのグラン・ジュテという番組で、えと菜園の小島希世子さんの話が特集されました。すごく良いですね、と思ったし、僕にとっても「番組」というパッケージで見せれるもの、ってやっぱり面白いなと改めて思ったところでもあります。
えと菜園の仕事は、僕が普段稼ぐような種類の仕事としての関わりは今は全くやっていなくて、それこそ会社の立ち上げの時には仕事として手伝ったりもしていて、その辺の話は「えと菜園、始まります」とかにも書いたんだけど、その後も別に先の記事にあるようなブランド・マネージャーみたいなことはてんでやってなくて、有り体に言うと、茶飲み仲間か電話友達か、みたいな感じです。
まあただ、相変わらず、それは学生時代からずっと続いているという意味で相変わらずなんだけど、日々交わす話はかなり混みいっているし複雑だし、僕は自分で抱えてないから意見もできる部分が大きくて、君、よくそれ抱えられるねと思いながら、主に「ああ、そうだねー」という係なんだと思います。
今回のグラン・ジュテで扱われていた内容は、言わば現場の仕事で、そこは僕は本当に友達レベルで話し聞いてふむふむそうだね、って言ってる部分で、まあたまに動くときもあるけど基本現場のことは現場でしか解決できなくて、そこが一番大変なんだけど、一方で、事業体としてのえと菜園はビジネスも回していかなくてはならなくて、どっちかって言うと、それも茶飲み話程度だけど、僕マターに成り得ることがちらほら。
とは言え、どんどん僕の仕事減ると思うんですよねー。
まあただ、こういうある意味、終わりのない仕事をしている人には、何らかのマイルストンが必要だなあとずっと思っていて、何かを成し遂げたわけではない、にしても、今回はひとつのマイルストンであったと見定めていいんじゃないかなあと思っています。それをバネに次の3年とか頑張れば良いし。
そうそう番組で偽善って言葉が出てきたけれども。
多分、希世子のやってることが偽善なら、僕のやってることも偽善だなあと思っていて、うちのタグラインのThe Incentive Engineということを身の周りで一番実践している人って、多分希世子なんですよね。そういう意味で敬意を払っているし、彼女の不得手が僕の得手な時もままあるので、手伝いはするけれども、いやあ負けてらんないですよねえ、とも思ったりします、割と本気で。
「やっちゃえば良いじゃん」って何回言ったかわかりませんが、割とハラハラしながら言わざるを得ない時もありますが、ここまで続いてきたことは素晴らしいことだと思うし、どんどん行けば良いと思うし、どんどんやれば良いと思うし、行けるとか行けないとかやれるとかやれないとかって話じゃなくて、続けるしかないですねー、ないと思います。
その上で、僕は交通整理をまだしばらくはしていかないといけないのかも知れないし、僕が要らないじゃなくて、僕じゃ足らないになるかも知れないし、まあわかんないですけど、もう3年くらいはいけますか、どうですか。
まー、腐れ縁ですからー。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)