2012/10/16

問題解決と教育

多分、僕がビジネス的な視点で、教育みたいなことに興味を持ったのってキャスタリアがトリガだったと思うんですよね。ソーシャル・ラーニング。

行為が流通するプラットフォームに新しい時代を感じる : kosukekato.com

これがiUnivを知った時の最初の感想だったわけです。こんなことを書いている。

最近、NHKオンデマンドを鑑賞しながら、Evernoteにノートを作っていくという行為がマイブームなのですが(詳細は「最近のNHKオンデマンド鑑賞法をご参照ください」)、後でブログにペーストするくらいのことはやっているのですが、基本的には自分のところで完結している行為なんですよね。こういうものが、わんさか色々な人によって行われて、それが例えば視聴コンテンツなのか、タグなのか、キーワードなのかわかりませんが、有機的に結びついて、コミュニケーションが図られて行ったら。。。ちょっと楽しくなるんじゃないですか。それこそAgoraというか。

これが多分その後の @taromatsumura との知識グラフみたいな話に結びついたんじゃないのかな、とうっすら思うんですけれども。で最近またそういうこと考えているんですけどね。

インセンティブ・クライシスと、その先の世界と : kosukekato.com

これらを踏まえて、最近の僕の世界観って言うのが、問題解決と教育って似てるんだなあということです。割と広義な視点においては。そもそも僕の仕事って、コモディティではあるものの、割とその分野に疎い人にとっては詳しくない領域を抱えているので、僕の仕事がクライアントへの啓蒙活動を兼ねる、というのは随分昔からあって。「リブランディングに外から関わることの意味」という記事で書いた、「人を育てる」って目的も、そういうことですよね。

糖尿病劇場というのがありまして。ひょんなことから知って、お話を以前聞いたこともあるのですが、芝居仕立てで、すなわちロールプレイの形態を取って、糖尿病とインシュリン治療に関する啓蒙をするためのプログラムであり、ワークショップであるわけです。ET Luv.Lab.で先だって取り上げたmaricoさん中村こどもさんも、すごく教える仕事に近しいですよね。

そこまで教える、に近い仕事じゃなくても、靴を修理に行って靴のケアの仕方を教わるとか、料理をカウンターで食べて調理法を教わるとか、あるわけじゃないですか。個人の専門性に頼る仕事って、少なからず啓蒙の形を取ると思うんですよね。勿論、ビジネスに限らずとも、一時画伯のワークショップもそうだろうし、えと菜園の体験農園もそうだろうし。

で、肝心なのは問題解決って、回答押し付ければ解決するものほとんどないんですよ。教えられたことを咀嚼して実践できる状態に当人がならないと最終的には解決しない。僕の仕事で言ったって、WEB頑張って作っても、理解してもらって、運用してもらわないことには、役に立たないですからね。

随分前から、石巻、行ってみればいいと思います、って言ってるんだけど、じゃあ何できるのって行った時に、僕が訪問記書くとか、微力ながら、VOICEの配布を手伝うとかもあるけれども、例えば、石巻ツアーを組むとかいうことも問題解決のひとつの手段と考えられますよね。人連れていけるわけで。この場合ツアー自体が啓蒙の手段になっていて、問題解決の方法論の一つになってる。

だから先生になりましょう、って話じゃなくて、もっと企画を学びのスキームで考えていければ良いと思うし、そういう意味では割と色々なことに当てはまる普遍的なものだとも思うので、まあ教育って啓蒙ってことだけじゃないよね、という指摘もあると思うんですが、とりあえず、その辺りのことを使って整理して考えてやると、割と企画屋としても新しい学びがありそうだなあとか思ってます。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。1998年よりデザイン会社のパートタイムアシスタントとしてWeb制作を経験。2005年に独立、フリーランスとして、企業、個人、NPO、独立行政法人など、様々な領域でのITやデザインによるサポート業務に携わる。2018年、加藤康祐企画設計を開業。これまでの経験を活かし、より広い視野でクライアントの問題解決に取り組み、クライアントと一緒になって新しい価値創出をし、平静な社会の実現を目指す。

加藤康祐企画設計

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