【シリーズ十二因縁】受
受(じゅ、vedanā) – 感受作用。
こないだ後輩が「LTE圏内に帰って来ました!」って書いてたのをやたら思い出したので、アンテナの話にしましょう。
アンテナを張って、ってかなり使い古された言い回しで、まあ多分偏にアンテナを張ると言っても色々あると思うんですけど、どうですか。皆さん何となく方法論があると思うんだけど。
そう言えば、引っ越して来てから3ヶ月ほど、一応観れる環境はかろうじてあるんだけど、ほとんどテレビを観ない生活をしていまして。元々、テレビ観ない人で、例えば作業用のMacにそのまま流せたりしたら別なのかも知れないですけど、観てなかったんですよね。ただ、なんかそれであんまり困ることはなくて、それなりにネットで読んでたのと、後、改めて僕に期待されている情報感度ってそういうところじゃないんだろうなあと思いました。
いや結局、実家に最近ブームの詐欺の手口教えてもらって、ああそういうの知らないとまずいなと思って、最低限ニュースはここ2、3日観るようにしたんだけれども。
これもありきたりの話なんですけど、僕は人に紐づく情報にすごく意味があると思っていて、懇意にしている人がどういう情報に関心があるかに関心がある。んで、どういう人に関心があるかというと、僕に関心がある人に関心がある、多分。知のマッピングのことを最近ではInterest Graphって言ったりするけれども、まさしくInterest = 関心なんですよね。
それがいわゆるSocial Graphと噛み合うことによって(それは勿論、FacebookとかTwitterで完結する範囲外も含めてですけど)、送電網ならぬ送情報網になっていて、自分の発信した情報が広範に広がっていくことよりは、しっかりと自分の周囲のアテンションを取れてる方が、情報収集という面でも有効だと思います。まあそういうの置いておいて、先ず以て自分の周囲大事なので、副次的な話ではあるのですが。
そう言えば、iPhone 5を購入したこが、LTEと3Gの回線をしょっちゅう切り替えてるので、バッテリ減るの早いみたいなんですよねー、ということを言っていて。それは確かにそうかも知れないですね。通信しているだけならまだしも回線切り替えるのは体力いりそう。
まあでもその辺の力技っぽいことが実は大事なところかも知れなくて、そういうギアチェンジして複数レイヤー見れるのとかも大事かなあとも思いますね。体力いるし、体力増強も必要そうだけど。
以上、受の話。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)