2012/9/16

プレイヤーでい続けることについて

おそらく、ラグビーって生涯スポーツだって認識している人は少ないんじゃないかと。まあ、多くはないでしょうし、多くの場合、生涯スポーツと分類されない気もします。うちのチームには40代で活躍している人もおられるし、シニアの試合に行けば60代で活躍されている先達もおられます。どうやら、この秋冬はなかなかラグビー行けない忙しさなのですが、ここを乗り切ればまたやりたいなあと思っています。

一昨日、ヘンプアクセサリーデザイナーのmaricoさんにET Luv.Lab.でインタビューしました。それで、インタビューの後も、延々、下北沢の中華料理屋で粘ってまして、その時、出て来て印象的だった話が、プレイヤーである、ということについて。

maricoさんの場合、デザイナーとしてモノを作ってるという意味ではプレイヤー、ワークショップやイベントをオーガナイズしているという意味ではマネージャー、ダンサーで今も舞台に上がっているという意味ではプレイヤー、ダンススクールで子供達にダンスを教えているという意味ではマネージャー。ようは二足のわらじでプレイング・マネージャーなんですよね。スラムダンクで言うところの藤真的な。

で、僕もETとラグビーとで考えるとそうだとも言えなくはないんだけど、ETはあくまで僕個人のプロジェクトだし、ラグビーは仕事ではないし、まあ畑違えばスゴイ人いるよなー、とビール飲みながらアサリほうばりながら思っていたのでした。

昨日、後輩と上永谷で飲んでおりまして、最近、僕が気になっている「22歳から32歳への見通しに比べて、32歳から42歳への見渡しが効きづらい」みたいな相談が多いよという話をしておりましたら、出世とスキルのモラトリアム、みたいな話をしてくれて。

ようは、組織において代替不可能な能力を身につけないとなかなか上に上がっていけないし残っていけないのだけれど、一方で組織で代替不可能な能力というのは、組織固有のスキルやノウハウだったりして、組織内で代替が効かない代わりに、他社での利用価値、ないし人材市場での市場価値がつき辛く、だから「10年同じ組織にいると動き辛くなる」みたいな話って、そういうことじゃないんですかねえ、と教えてくれました。

昔、自分の仕事で、寿司屋で60歳まで寿司を握る、みたいなことをやるにはどうすれば良いかみたいなこと考えてる、って書いてましたが、その難問はなかなかに解けず、引き続き検討課題ではあるんですが、例えば、maricoさんのように、二足のわらじでプレイング・マネージャーでいる、みたいなことも一つの解かも知れないですよね。SFCの卒業生ってダブルメジャーって言葉好きなんだけど、先のインタビューとか完全にダブルメジャーの話なわけで。

僕も実はプレイング・マネージャーでいることを構想していて、今のET見ると、全く以て僕はプレイヤーで、マネージャー色皆無なのですが、ちょっと言葉の差異が見えづらいんだけど、「Project Management」は僕がやってもやらなくてもいいんだけど、ETとして「Projects Management」はできるようになりたいなと。後者は複数形になってるんですね。

ET withwithとか実は「Project Management」というより「Projects Management」の仕組みと言って良くて、何十社いるクライアントと、いくつも同時並行しているプロジェクトを俯瞰するための仕組みで、僕個人レベルの仕事ではマネージメント機能しているので、そこにチームを噛ませていった時に、後はチームの数自体を増やして行った時にどうなるかというのが、今後の検討課題かなあと思っています。

今年は少なくとも2つ、これまでとは全く違う陣立てで、チームで仕事させてもらって、僕はAs a memberで入ってるんだけど、僕が窓口になった仕事も、そういうところで学び得た知見で回せるようになったらいいですね。必ずしも僕がプロデューサーやディレクターにならなくても、他の人に頼んでもいいわけですし。組織の中の話ではないので。

そんな感じで、少しうちの仕事にもメジャー感出てくれば良いですね。どこまでプレイヤーでい続けることができるのか。なかなか楽しい年のとり方かなあと。

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