2012/9/9

スキル習得のスキル化について

引っ越してきてからというもの、結構豆に自炊してて、たまに主婦の友人に褒められたりするのでありますが、作ってるものは実は実家もTwitter経由で見ていて、しばしばあっちの方が美味そうだぞ、という話になっているとかいないとか。まあただ、料理って別に教えてもらったことないんですよね。たまあに昼飯作った時にもうちょっとこうすると良いみたいなアドバイスはもらってましたけど、基本的に作った経験則と食べた経験値で成り立っている。まあ我流です。

考えてみると、教わって身につけたスキルってあんまりないんです。職能訓練って基本的に大学や専門学校か、あるいは社会に出て企業に勤めて身につけたりするのだと思うのですけど、僕の場合、大学時代はラグビーと仕事ばかりしてましたし、その後、一度も会社に勤めてないですし。勉強会行くことも皆無ですし(GXEBは行くけど)、セミナーもいかないし、ましてやスクールにも行ってない。

ただ、学生時代の仕事はやっぱり教えてもらったな、ということが山ほどあって、基本的にはデザインを教えてもらった、ということになるのかも知れないけど、デザインと言ってもビジュアルを作ることを教えてもらったわけではなくて、打ち合わせでの話し方から、企画書の書き方、勿論、WEBデザインについてはしっかりやって、それから、経理的なことや、スタッフマネージメント的なことまで、給料もらってたけど、丁稚奉公的な働き方で学ばせてもらったことは大きかったなあと思います。

まあただ、印刷は全然わからなかったし、カメラほとんど触ったことなかったし、プログラミングしてなかったし、システム触ることなかったし、仕事で文章書くこともなかったし、取材なんかしたこともないし、大学の仕事が終わった時点では今やってることほとんどできなかったなあと。まあだから我流ですよね。

で、インターネットがある、とか、参考書がある、とか、勿論、役に立つんだけど、どっちかって言うと以下のようなことが大事かなあと思いました。

1.その分野のプロをアドバイザーとして持っておく
2.プロの仕事をきちんと咀嚼して良いものが良いとされるメカニズムを理解する
3.違う分野のプロと自分の専門分野でコラボできるプロジェクトを経験する
4.手近に実験できる(スキルを試す)環境を自前で用意しておく

という辺りが有効かなあと思います。結局スキルは人に紐づくんだけど、1から100まで教わるわけにもいかず。授業してもらうわけにもいかないし、まあだから見て盗めじゃないんだけれども、見て盗むだけではスキルとして定着しないので、定着させるためには実践する環境も大事ですね。その辺りが整備されていると良い。

こういうことやってると、まあ器用貧乏ができあがるんだけど、スキルって問題解決においてツールでしかないので、受け皿が広い方が僕みたいなのは便利です。自分で手を動かさないとしても、その分野のスキルセットへの理解ってやっぱり大事ですからね。

そうやって、スキル習得自体をスキル化していくのが結構大事だなあという気がしていて、それこそプログラミング言語の話とかが(だからCOBOLとか)話題になるけど、そういう一分野での乗り換えだけじゃなくて、「できないこと」を必要に応じて「できる」ようにすることをスキル化できると、最小限の経済的時間的コストで新しいチャレンジができるんだろうなあと思います。スポーツとかもそうですよねえ。

だから、以前、ET Luv.Lab.でも話になったけど、大学の勉強って、もう少し職能訓練に寄ってもいいんじゃないかなあとも思います。まあ大学ほとんど行ってなかった僕が言うのも何ですが。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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