2012/8/2

原点回帰:これまでのこととこれからのことと

割と話すべき人たちにはもう話してきていることだし、今日も「あれ、まだやってなかったんですか?」って話があったくらいのことだったりもするんですが、移転・引越も終わって、今年下半期のもう一つのビッグタスクとして考えているのがETの会社化で、割と色々準備を進めて来て、明日からようやく会うべき人にあって具体的に進めていこうというところに差し掛かってきたのですが。

前から頭の片隅にはあったことで、でもなかなかここぞというタイミングが見つからなくて、でも今年僕に取ってあらゆる意味で節目の年で、それはどちらかと言うと、僕のプライベートなもろもろに拠るところも大きいのですが、ビジネス面でも、上半期さんざん騒いできてみた通り、より色々な業態でのプロジェクト参加や、コラボレートの仕方や、仕事との関わり方を試して来ました。

そんなこともあって、一度しっかり振り返ろうと思って、ちょうど6月末の清水旅行くらいから、自費製本したkosukekato.comのコラムをひと通り読み返したりしながら、ああでもないこうでもないと考えてまして。一番ピンと来てなかったことが、「どうして会社にするの?」と聞かれた時に、「税金のこととかあるし」とか答えてたんですけど、なんかこれあまりにもETっぽくないんですよね。実際そういう面はあるし、それも動機の一つなんですが、なんというかしっくり来ない。

一方で、先月めでたく実家を出まして、ようやくも良いところなんですが、夜な夜な一人で物思いしている時に、「自分が稼げなくなること」について考えていて、それは先だって、「自分が稼げなくなるイメージが湧かない、というのはなかなか危うい、という話」とかでも書いてるんですが、結構イメージ湧いてしまうというか、割と今までしっかり自信持てていたところが希薄になっているというか、心もとない気分に襲われることもあり。

気がついたら、あれだけ、そうじゃないそうじゃない、と言ってたのに、いざ自分がやろうと思ったら、会社を作ることが手段じゃなくて目的になっていることにはたと気付きまして。

昨日もなんか最近、インプットが足りてない気がするな、と思って、それはどうやら、本を読んでない、というだけの話じゃない気がして、なんだろうなあと考えていて、すぐに結論出なかったんですが、風呂入りながら天井見上げてたら、なんか降って来た感じがしました。多分、仕事を始めた当時、まだ経験も足りない状態で日々クライアントからクライアントのことを学ばせていただいて、そのために色々な勉強を自分でもしていた、そういう意味でのインプットが減ってるんだなあと。

ただ、今年って、僕が開業して以来、多分一番仕事できてて、仕事も継続的に回っていて、数字も作れているのは間違いないんです。ある意味、結果はこれまでで一番出ている。クライアントの数も当然積み上がってきている。

で今まで列挙した話が全部一点に収斂されるなあという気がしていて、それは「客商売としてのETの充実」ということなんじゃないかと思うんですよね。デザインができるとか、プログラムが書けるとか、イベントごとに関われるとか、ネットワークを活用できるとか、アドバイザー的な役回りもできるとか、あるんだけど、そういうETのスペック的なことって全部仕事のための手段でしかないなと。

誰のために働くのか、誰からお金をもらうのか、誰のために仕事を作るのか、と考えた時に、世の中に色々な考え方はあると思うんだけど、ETがここまでこれたのも、一重に「客商売への強い執着」があったからで、それがトッププライオリティから揺らいでしまうのは、なんかETじゃないんじゃないかという風に思ったんです。

だからETの次が何なのか、社名からしてまだ決まってもない段階なんですが、次目指すべきは「より良い客商売」で「ETを超える客商売」で、ようやくここに来て会社を作る目的が座った感じがしました。「ETではできなかった客商売」を作れば良い。

「世の中をあっと言わせるサービス」とか「社会を変えるスタートアップ」とかじゃなくてなんなんだけど、僕のコアは客商売という他になくて、そこからぶれ始めてたのは結構危うくて、そのために必要だったら、リソース増やしたり、テリトリー広げたり、というような方法論や具体的な施策も活きてくるんだと思うんですよね。

そもそもスタートから特殊でしたから、何かのロールモデルを以てETをやってきたわけでもないし、逆にすごく新しいことは何一つやってこなかったと言っても良い8年ほどだったけど、うん、だからおまえ昔からずっと同じこと言ってるよね、って話なんですが、次のフェイズに進むにあたって、ずっと同じこと言ってるよね、ってのは実は結構大事なことなんじゃないかなあと。

そう考えると、会社作るの俄然楽しみになってくるし、ETのできることより、ETのできないことの方が圧倒的に多いわけだし、伸び代たくさんあって楽しいわ、と思えるようにもなって来て、割と大反省会の後にワクワクし始めたところです。

楽しくなるなあこれは。

というわけで、明日から僕のこれまでを支えてくれた人たちと、僕のこれからの話をして来ます。やりますか。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

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