
『おおかみこどもの雨と雪』 細田守
今日三人で観に行って、大分評価というか、感想が別れたので、決して万人向けでもないのかもしれないですが、僕はとってもとっても好きな作品に出会えたなあという感じです。
主題としては母性とその親としてのイニシエーションなのだけれども、もう少し広く捉えると、当たり前のことを当たり前にすることとどう向き合うかみたいな話じゃないかと思っていて、そもそも、世の中的に当たり前とされていることを当たり前にすることの難しさとか、当たり前であることと当たり前じゃない状況でどう向き合うべきかみたいなことを、割とエッセンシャルな部分を抽出しつつも丁寧に追っている印象で、ああ、ああ、ああ、と思いながら観てました。
経験値的に頷けるところもあり、母親すげーなあと思うところもあり、まあでもその大変さを描くための作品というよりは、導入を追体験させるみたいな作品で、だから、「当たり前のことを当たり前にする」みたいなことを考えるには、とても良い作品だなあと思ったのでした。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)