8年前に作った書類『Courier』というのを読み返してみた
今日ニューオリンズでパスタ食いながらマスターとお話しておりましたら、すごい昔に作った『Courier』というドキュメントをまだ持ってるとおっしゃってくださって、「あれは色々な職業に共通することだと思うよ」とおっしゃっていただきました。実はもう僕はそれの存在を結構記憶の隅っこに押し込んでいて、今久し振りに読み返してみました。なんか舌っ足らずな感じもしますけど、このドキュメントの最終保存が2005年3月でETの最初のクライアントが見つかったのが2005年5月ですから、ある意味、ETの原点だったのかも知れません。というわけで、若干古い内容ですが、そんなこと考えてたのねー、と思って再掲。
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COURIER
ホテルはサービス業の王道だと言われています。そこで働くクーリエは、お客様の荷物を運ぶことのプロフェッショナルです。
サービス業における自分のポジションは、そうした運び人としての役割であると考えます。
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発想する人!
パーソナル・コンピューティングが普及するにつれて、大きく世の中は「ハードウェア」と「ソフトウェア」、この2つによって動かされてきました。しかし我々は既にコンピュータは歩いて持ち運べる道具であり、問題はそれらの用法であるということに気付いています。
SENSEWARE
柔軟なアイデアと現実的な価値に結びつけるためのフレームワーク、そういったものは 「SENSEWARE」 と呼ぶことができるでしょう。
PEOPLEWARE
正しく情報を伝えて人を動かすためのマネージメントスキルが「PEOPLEWARE」として注目されています。
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デザインする人!
デザインは様々なシーンにシチュエーションに、必要な視点として落とし込まれています。特にブランディングが重要視されて以降、ますますデザインを中軸としたものの考え方は今後重要になっていくでしょう。デザインという視点から見つめなおすべきものは、表象ではなく、そのビジネスの本質です。
ANONIMOUS DESIGN
ビジネススキームで活用する文書にはビジュアル偏重ではない、「ANOUNIMOUS DESIGN」が有用です。
PERMANENT DESIGN
1つの文書だけでもテンプレート化が進められていけば、スムーズに作業が進みます。そうした書面に必要になるのが「PERMANENT DESIGN」です。
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まあなんか若干黒歴史感あるなあとも思うのですが、今も大事にしてくれる人がいるというだけで、僕にとっては価値あるなあと思いました。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)