2006/6/28

ボトムアップ?ボトムダウン?

中西元男公式ブログ | 中西元男 実験人生: マックが出てきてデザインがマックになってしまった

個人的には存じ上げないのですが、後輩がやってるデザイン・サークルのボスでもあるらしい中西元男氏。僕は実はデザインをするのにウィンドウズを使っているのですが、まあそれはここでは些細な問題ですね。デザイン大衆化時代の到来と、それに伴うデザインの質の問題について述べておられます。

僕はまあ何でも屋的な要素が強いわけでして、そこで感じるのは「デザイン界」っていう括り方はなかなかデザインに携わる裾野の世代(20~30代)においては難しくなっているんじゃないかということです。Flashを使いこなすデザイナーはActionScriptをバリバリ使って「プログラミング」をしていますし、検索エンジン対策を重視してきたデザイナーは「マーケティング」の分野に踏み込んでいます。しょっちゅう商材が入れ替わるECサイトのウェブマスターは「フォトグラファー」として活躍してますし、予算の少ないプロジェクトではデザイナーが「コピーライター」を兼ねてるケースもあります。クリエイティブの世界って「マック」もっと言えば「インターネット」の出現で横の垣根が大分取り払われているように思うのですよね。

その上で気になるのは世にあるデザインのクオリティは「マックが出てきてデザインがマックになってしまった」を受けるとボトムアップなのか?ボトムダウンなのか?僕には上辺がどうなってるかは大した経験もないのでわかりませんが、下辺はボトムアップされてきていると思います。「環境」は「興味」を誘発するものです。マックが出てきてデザインする環境が個人にも手軽に用意できるようになってきた、そのことによってデザインに対する興味、特に製作者としての興味が高まったというように思うのです。製作者じゃない、一般の人にも。

別に日本人全員がグラフィック・デザイナーに憧れる、そんな社会は不衛生だと思いますが、例えば一般企業でも、デザインの参考書を覗きながら、見やすいプレゼンテーションの資料を隣席と競い合うとか、そんな感じでデザインということを勉強する素地が専門職以外の人にも、広がっていけばいいなあと思うのです。だから、大して年齢を経てもないのに、資料制作全部事務の人に任せちゃうのとか勿体ないですよ。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

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(2012-10-5)
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