出口のない試合
柳田充弘の休憩時間 Intermission for M. Yanagida : 人間万事塞翁が馬
柳田充弘氏、ライフサイエンスの教授ということで、僕はその分野はとんと疎いのですが、バイオインフォマティクスを先行してた某後輩が面白いと薦めてくれて、確かに平易に流麗に大人な文章を書いておられるので、とても楽しみに読んでいるブログの一つです。
日本対クロアチア戦を評して、「出口のない試合」とおっしゃってるのを読み、なるほどなあと思いました。煮えきったのに出口がないと、何かグズグズ鬱憤が貯まってしまいそうですが、そこは柳田氏「人間万事塞翁が馬」とおっしゃってます。その通り。
そう、何を以って一番大人な文章と感じるかというと、問題や疑念を提起したらしっかりそれを受ける文章を用意して、一つのエントリーをストーリーとして機能せしめてることだと思うのですね。僕の文章は着地点が見出せずに、土壇場でとんでもないところに落下させて、無責任ににんまりしてしまうところがありますが、柳田氏のような文章を読むと、大人な文章っていいなあと思ってしまいます。
Technorati Tags: 柳田充弘

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)